2000 島の学校



8日 ついに決定

 学校へ。
 今後どうするかの話し合い。
 中学校の意向は、授業再開。
 小学校は、通学路が危険区域(立入禁止)なので、再開は?
 当該に避難している子が、小中学校合わせて100人以上。
 こういう状態で授業を再開するのは…

 教育委員会、管理職の話し合いの結果、夏休みを早めることになった。
 
  10日 終業式
  11日 夏休み 始

  2学期は、8月23日から。

 これにともなって、すべての予定が大きく変更。
 学校も、村も、個人も…

 すべて練り直し。
 
 子どもたちの安全を確認。変更の連絡。
 終業式の準備。
 夏休みの課題の準備。
 水泳指導の変更。
 日直の変更。
 などなど。

 7時過ぎまで、みんな仕事をしていた。
 まだ、終わらない。

 明日も、準備。
7日 台風に備える

 高校へ。
 避難してくる人に、毛布を配ったりする。
 土嚢づくり。土嚢運び。
 村中で、台風に備えている。

 朝から海は大荒れ。
 夕方になり、風が強くなってきた。

 地震も、続いている。
6日 またしても授業が…

 明日に向けて準備。
 いろいろな荷物を、開発総合センターに運ぶ。
 セッティング。
 教材のプリントづくり。
 全校授業の構想。
 などなど。

 しかし、午後になって一変。
 教育委員会との話し合いで、7日の授業は中止。休校となった。
 台風接近のためである。
 地震で地盤がゆるんでいるところへ、追い打ちをかけるように台風。

 台風に備えて準備。

 土砂崩れの危険がある地域には、避難勧告が出された。
 高校の体育館が避難場所である。

 村中が緊迫している。
 
 台風がそれてくれるといいのだが…
5日 授業再開に向けて
  
  今日は、職員会議のあと作業。
  台風に備えて、土嚢づくり。
  私は、濾過器の修理を担当。
  (地震のため、故障)
  
  中学校は、明日から授業を再開。
  小学校は、明後日からです。
  ただし、学校は危険区域に指定されているため、使えず。
  開発総合センターで行う。

  まずは、7日(金)の授業。
  
  予定

    9:00〜11:30くらい

  登校指導…手分けして、危険個所に立つ。

  授業

  ・朝会

  ・歌

  ・学級指導  
    出欠
    状況把握
    学級指導
    トイレ(中学校のトイレを借りる)

  ・基礎の時間
    1,2年生と3〜6年生とにわかれる。
    計算と音読(※3〜6年生は、私が授業)

  ・体育
    いろいろ

  ・帰りの会

  下校指導…集団下校。子どもたちを送っていく。
4日 臨時休校2

 今日も休校。
 危険個所の修理。
 企画委員会。
3日 臨時休校

 地震のため、休校。
 危険個所のチェック。
 危険個所の修理。
7月1日 神津小祭り大成功

 神津小祭り。
 大成功。

 午後4時。
 震度6の地震発生。
30日 詩の授業

 詩の授業をする。
 『ぶらんこ』という詩である。

 音読させる。
 氣づいたこと、思ったことなどを書かせる。

 子どもたちの意見から授業を組み立てていく。

 まずは、一人一言。
 なんでもいい。

 次に、最初からやっていく。
 「ぶらんこ」という題からはじめる。

29日 地震過剰

 地震過剰!
 授業にならず。
 午前中で、授業打ち切り。
 引き取り。
 今日は訓練ではない。
28日 理科の授業

 理科の授業、「呼吸と血液」
 腹式呼吸、血液の循環をよくする方法を教える。
27日  漢字テスト

 漢字テスト、3年生レベルの漢字。
 思ったよりできがよかった(当たり前なんだけど…)。
 特定の子は、苦戦。
 しかし、2年生レベルのときよりはいい。
 力がついてきている証拠である。

 日記を見ると、ひらがなのオンパレード。
 おいおいおい!Aくん。
 まだまだ、漢字練習のための練習になっている。
 活かしていないのが残念。
26日 漢字学習のバリエーション

 基礎の時間、漢字の学習。
 班ごとに行う。

  1 画数を増やす。
    ※一画→二画→三画というように、一画ずつ増やしていく。
      その画数の漢字を書く。

  2 ○画の漢字を書く。
    ※今日は、二画の漢字を見つける。
  
  3 変身
    ※一画たすか、一画減らすかで変身する漢字を書く。
     (例)王→玉、日→旧

 いろいろな角度から、切り込んでいる。
23日 百人一首の導入

 今日から、百人一首を導入する。
 五色百人一首である。
 4,5年と、少しずつやってきた子どもたち。
 腕前や、いかに?
 まあまあかな。
 まだ、暗記していない子が多い。

 リーグ戦スタート。
 最初は、班ごとに行う。
 一位の子は、一部リーグ。二位の子は、二部リーグというように決めていく。
 読み手は教師である。
 20枚を、1分30秒くらいで読む。
 スタートレベルとしては、けっこう速い。

 昨年度は、1分くらいで読んだ。
 これは、すごく速い。古館一郎である。
 
 まずは、暗記しないと。
22日 思春期の彼女たち

 女子の問題。
 思春期の彼女たち。
 仲がいいだけに、問題が起きるとこじれてしまう。
 意地を張り合っている…

 そろそろ入ったほうがいいかなと思い話をする。
 お互いの話を聴く。
 私が中に入って、話し合わせる。
 仲直りできたようである。
21日 説明するのは難しい

 本格的な授業、算数編。
 文章問題の解き方と説明にはいる。
 解けても、人に説明するのは難しい。
 算数が得意な子がチャレンジしたが、「よくわからない」といわれていた。
 最後の子は、がんばった。

 子どもたちは、解ければ説明できると考えている。
 大きな誤解である。
 自分が解けるということと、相手に説明できるということは、別物なのである。
 それが、少しわかったかな。
20日  条件をふまえて

 ポスターづくりスタート。
 班ごとに作業。
 条件をふまえたポスター。
 どんなものができるか楽しみである。
19日 具体的に

 「認識」の授業。
 具体化する。
 今、子どもたちは神津小祭りに取り組んでいる。
 宣伝のためのポスターづくりにスポットを当てた。
 
 ただ描けばいいというものではない。
 どう描くかが問題である。
 班ごとに、人を惹きつける「ポスターの条件」を考えさせている。
17日 個別指導スタート

 「認識」の授業、個別指導を始める。
 子どもたちは、まだよくわかっていない。
 そこで、1人ひとりを指導する。
 このところ絵がうまくなった子。
 「影のつけ方がうまくなったと書いてきた。
 さっそくつっこみを入れる。
「うまくなった一番の理由は?」
「先生の影のつけ方を見たから」
「自分の影のつけ方、先生の影のつけ方は、どこが違いますか」
「それは…」
「さあ、書いてみよう」

 こんな感じで1人ひとりを指導する。
 
16日 芸人の血が目覚める?

 このところ、男子の成長が著しい。
 根っからの芸人が3人いる。
 抜群にうまい。私が教えなくてもうまい。
 残りの子はてれたり恥ずかしがったりして、うまくいかない。

 しかし、この日は違っていた。
 表現力が伸びてきた。目に見えてそれがわかる。
 自分の殻を破った。
 なにがそうさせたのだろうか?
 芸人の血が目覚めた。
15日 留守のとき

 中学校の授業を参観。
 私が留守の間はどうであろうか…

 子どもたちは予想以上によくやっていた。
 休み時間に避難訓練があった。kくんが人数を数え整列させたそうだ。
 次の時間、神津小祭りの準備をしていた。
 思ったより成長している。
14日 読み聴かせ

 お母さんによる読み聴かせ。
 『スーホの白い馬』
 私にとって、思い出の作品である。
 子どもと共に真剣に聴いた。
 やはり…読み手の感情が伝わってくるのがいい。
 テープではこうはいかない。
13日 認識の授業開始

 認識の授業を開始する。
 昨日の朝会で出た「氣持ちを込めて」を取り上げる。
 「氣持ちを込めてって、どういうことでしょう
 「?」
 中身を書かせた。

 子どもたちにとって、「氣持ちを込めて」は「氣持ちを込めて」なのである。
 完結している。
 何でそんなこと聴くの?という反応だった。

 これから、一歩つっこんで考える「認識の授業」をはじめる。
12日 考える授業

 今日から、本格的に授業を行う。
 「考える」授業である。
 簡単にいえば、考える力をつける授業である。
 学んだことを活かす授業である。

 ◆考える力をつける
   『拡大図と縮図』 変わるものは何か、変わらないものは何か。
   『比例』の文章問題  わかることとわからないこと。区別

 ◆学んだことを活かす

  家庭学習ノートを取り上げる。
  ある子は、その日の復習をすべてやってきた。
  理科の実験のまとめ、秀吉の生き方、漢字のウエビング、計算など
  ある子は、「目」という漢字を元に、いろいろな字を調べてきた。
  いずれも、学んだことをすぐに活かしている。
  伸びるかどうかはここで決まる。

  さて、授業では…
  説明文の授業でやった、「構成」「キーワード」を使って、作文を書かせた。
  これは、高度すぎたようである。

9日 歌の指導

 知り合いの方(ピアノの調律師の方)が参観。
 歌の指導を見ていただく。
 初期の指導から、だいたいのことをやる。

  地声と歌声の違い
  歌う声を出す
    ・天国の声と地獄の声
    ・インディアンの雄叫び
  腹式呼吸
  発声
  声を当てる
  響きを感じる
  響かせる
  強弱など曲想表現

  歌『ゆかいに歩けば』
    『瑠璃色の地球』
    『語りかけよう』曲想を変えて、2種類
    『少年の日はいま』

 このへんのことは、書いていかなくては…
8日 説明文の授業2

 説明文の授業

 今日は、構成とキーワードについて教える。
 これは、自分が文章を書く場合にも使える。
7日 研究授業

 一般訪問(校内研をかねて)
 
 5時間目に授業をする。
 参観者が教室に来ない…
 チャイムと同時に授業をはじめようと思ったのだが…
 結局、3分待つことになる。

 1 あいさつ

 2 10マス計算バリエーション
    タイム制限を変えて
    20題連続
    パフォーマンス

 3 漢字
    読み 新出漢字 フラッシュカードによる
    書き 2年生レベルの漢字  プリント  5分で100問

    ※漢字の筆順、鉛筆の持ち方が…

 4 音読 『附子』の表現読み

 5 歌  『瑠璃色の地球』 エンディングの指導

 6 リコーダー 『おぼろ月夜』の「春風そよ吹く」部分
   ※最後、1人ひとりに吹かせるはずだったが…
     最初のロス(3分のロス)のためできなかった。
6日 本格的な授業 「考える体育」

 マット運動の連続技を考えさせる。
 一つひとつの技はできるようになってきたが…
 つなぐとなると、別の技術が要求される。
 技の組み合わせも考えなければ、うまくいかない。
 いよいよ、「考える体育」の授業スタート。
5日 本格的な授業スタート

 6月に入り、本格的な授業を展開していく。
 
 説明文の授業(『ガラパゴスの自然と生物』)
 3つの型を教える。
   ・頭かつ型…冒頭に結論がある。
   ・尾かつ型…最後に結論がある。
   ・双かつ型…冒頭と最後の両方に結論がある。

 「『ガラパゴスの自然と生物』は、どの型でしょう」


 
3日 目に見えて上達

 今週は、絵を重点的に指導した。
  1 カップ 
  2 花
  3 葉っぱ
  4 ビー玉
  5 花 (ぼかしの技法で)
  6 シャボン玉

 子どもたちは、かなり上達した。

 毎日続けると、上達が早い。
 習った技術をすぐに使うことができる。
 たとえ、その日失敗しても次の日にチャレンジできる。
 反復練習により、目に見えて上達していく。

 
2日 3Dの絵の基礎指導4

 絵の指導、短期集中講座の最終回。
 シャボン玉を描かせる。
 といっても、想像で。
 予想よりも、ずっとよかった。
 ずいぶん力がついてきていると感じた。
 学んだ技法を使っていた。
 自分なりにイメージして描いていた。
 描くスピードもかなりついてきた。
6月1日 3Dの絵の基礎指導3

 基礎の時間を使って、絵の指導。
 今日は、球体を描かせる。
 ビー玉である。
 透明感を出すところは、いずれ。
 球体のぬり方を教える。
 このところ続けてやっているので、子どもたちはのみこみが早い。
 習った技法を使っている。
 べたぬりする子がいなくなった。
31日 3Dの絵の基礎指導2

 お母さんによる読み聴かせ。
 『葉っぱのフレディ』という本である。
 私は、『火の鳥』を思い出した。
 一人一言、感想をいわせる。

 続いて、絵の指導。
 題材を、花から葉っぱに変更。
 ぼかしの技法を教える。

 こちらのいうことを素直に聴いた子は、みるみるうまくなった。
 自分勝手にやった子は、うまくいかなかった。
 「素直」は、伸びる第一条件か?

 教室には、3種類の絵が貼ってある。
 だいぶ、カラフルになってきた。

 次回は、ビー玉かシャボン玉。
30日 3Dの絵の基礎指導

 絵の指導。
 色のりを教える。
 教室にある花を描かせた。
 ごくうすくぬらせたのだが、ちょっと目を離すと、ベタッ。
 おいおい、ペンキぬってるんじゃないんだから。
 うすくぬっている子も、すべて同じ濃さでぬってしまう。
 だから、絵が平面的になる。
 私が、手を入れる。
 あら不思議、あっという間に3D。
「先生、うまい」
 子どもたちは感心する。
「やるのをよく見ててね」 
 今日は、やっているところを見させることをメインとした。

29日 ?が生まれる 2 

 ローソクを3本にするとどうなるかの実験

 子どもたちの予想は、3〜4秒である。
 さて、どうなるか。

 これが意外な結果になった。
 なんと、7秒。
 2回やったのだが、同じ結果になった。

 3本中本は、すぐ消える。
 しかし、残りの1本はなかなか消えないのである。
 これがおもしろい。
26日 ?が生まれる

 ローソクを2本にするとどうなるかの実験

 子どもたちの予想通り、半分の時間で消えた。
  1本の場合…約14秒
  2本の場合…約 7秒

 次は、3本にするとどうなるかをやることになった。

 おもしろいことがおこった。 
「先生、私同時に消えると思っていたのに、同時に消えなかったね」
 1本ずつ消えたのである。
 全員が同時に消えると思っていたという。
「3本にしたら、真ん中から消えるのかな?」
 などなど、もりあがってきた。
25日 不道徳な人間が…

 初任研で、道徳の授業をする。
 不道徳な人間が道徳の授業をするとは…
 自分で笑ってしまった。

 午後は、実践事例研修会。
 中学校で家庭科の授業を見る。
 小中の連携について話し合う。
24日 ?をつくるきっかけ

 理科の実験。
 「ものの燃え方と空氣」の授業。
 
 ビンの大きさを変えるとどうなるかの実験

 ある子が
「先生、ローソクの数を2本にするとどうなるかな」
といった。
 疑問を持つのはとてもいいことだ。
 ?をつくらせるきっかけとなった。


 
23日 持ってきてもらうのは当然か

 家庭科の忘れ物をした子が6人、家庭学習をやってこなかった子が…
 専科の先生に頼まれた。
「持ってきてもらうように、電話をかけて〜」
 基礎の時間が始まっている。
 他の子たちは、作文をやっている。
 よし。
 忘れた子は、電話のかけ方、お願いのしかたを指導しよう。
 子どもたちの顔を見ると、持ってきてもらうのが当然と思っているところがある。
 これを何とかしたいと思った。
22日 かけがえのない子

 家庭訪問。
 保護者の方の思い、願いを聴く。
 自分も二児の父だけに、よくわかる。
 かけがえのない子どもなのである。

 さらに氣を引き締め実践していきたい。
20日 いけそう

 はじめての太鼓の授業。
 思ったよりよかった。
 習ったことを覚えているし、声も出ていた。
 これはいけそうである。
19日  ゆっくりしているように見えて

 修学旅行の疲れは、完全に抜けたようである。
 しかし、学習のリズムは完全に戻っていない。
 作文の進み具合がスローである。

 給食準備ははやかった。
 スポーツ記録会の練習の後だというのに…
 着替えが遅い子がいたというのに…
 わずか5分で準備してしまった。
 今までの最高記録である。
 もちろん、配りやすい献立だったということもある。
 しかし、それだけではない。
 連係プレーがよかった。
 何もしない子がいなかった。
 一人ひとりが役割を分担し、働いていた。
 動作はゆっくりしているように見えて、動きが速い。
 せかせかしていない。
 感心して見ていた。
 
18日 意欲を引き出す授業の工夫

 スポーツ記録会に向けて取り組んでいる。

 50メートル走
 
  子どもの意欲を引き出す
  
 組み合わせ
  →大体同じタイムの子を組み合わせる。
 
  ハンディキャップマッチ
   →走力に応じてハンディをつける。
     少し下げたり前に出したり。
   
  効果
  せる。接戦になる。
  相乗効果。
  遅い子でも1位になれる。
  →走ろうとする意欲
  
  歴史の授業
  人物史 昨日は徳川家康について授業する。
  プラス見方・考え方を育てる授業
  第一回目「そのとき歴史は動いた」(ビデオ)
   信長の戦略→頭の使い方、工夫
   →ここから何を学ぶか。
17日 本格的に

 修学旅行の疲れも抜けてきた子どもたち。
 今日から本格的に授業を行う。
16日 作文指導

 昨日から、修学旅行の作文を書かせている。
 作文指導の導入でもある。
 「パーツ作文」という方法を教えている。
 以前、上條晴夫氏に教えていただいた方法である。
 1枚に1つのことを書く。
 
15日 連休明けでも

 修学旅行の疲れがまだ残っているのだろう。
 子どもたちの動きは、鈍かった。
 かくいう私も、13日は疲れでぼけーっとしていた。
 まあ、今日はしかたがないだろう。

 学校全体としては…
 朝会での歌(私が指導しているのだが)、よく声が出ていた。
 山に向かって歌わせる。よく響いていた。
 連休明けでこれだけ声が出るとは!
 レベルアップを実感した。
12日 修学旅行 4日目

 船中で終わりの会。
 係ごとの話し合いに続いて、全員による感想発表。

 帰島。
11日 修学旅行 3日目

 スペーシアで浅草へ。
 バスに乗り換え、ザウスへ。
 最初は、講習。
 見ていて笑ってしまった。
 しかし…
 1時間もすると、笑えない。
 子どもたちはすぐ上達する。

 上級者コースで滑る子もいる。
 私は中級者コースが精いっぱい。
 「怖い」と歩いて降りてきた子もいたが(笑)
「先生、明日も来よう」
「明日は神津でしょう」
10日 修学旅行 2日目

 昨晩、遅くまで起きていたせいだろう。
 起床時間に起きている子はいなかった。
 起こされても起きない子が多かった。
 検温、布団たたみなど、スローもいいところ。
 食事のときも、ぼけーっとしている。
 いずれも、遅くまで起きていた(2時頃まで)子である。

 日光へ。
 今日も順調。
 渋滞とは無縁。
「おいの日頃の行いがいいからな」
と、子どもたちは自慢していた。
 そうかもしれない(笑)。

 東照宮を見学。
 若い男性のガイドさん。
 トークがおもしろかった(まじめな顔しておもしろいことをいう)。
 子どもたちも、集中して聴いていた。

 昼食のあと、お土産を買う。

 華厳の滝へ。
 なんと、カモシカがいた。

 時間がたくさんあるので、竜頭の滝へ。

 それから光徳牧場へ。
 待ちに待ったアイス。
 大切なアイスを落としてしまった子もいた。
 牧場を一周する。

 日光館へ。
 
9日 修学旅行 1日目

 朝、3時40分に集合。
 4時出発。
 途中、式根島、新島、利島の子どもたちをのせ、船は熱海港へ。
 科学技術館へ。
 子どもたちは大喜びしていた。
 1時間たっぷり遊んだ。
 あと、30分くらいはほしかった。

 国会議事堂へ。

 浅草へ。
 仲見世で買い物。
 集合場所の雷門で、鳩の相手。

 旅館へ。
 夜遅くまで。
 
8日 修学旅行前日

 いよいよ修学旅行。
 前日準備
 お昼の放送で、6年生がインタビューされていた。
「何が一番楽しみですか」
「ザウスでスキーをすることです」
「部屋の中で何して遊びますか」
「枕投げ」(笑)
 
 子どもたちは、待ちきれないようである。
 9日〜12日まで修学旅行。
6日 連休の狭間
 
 交通安全教室。
 太鼓の授業始め。
 連休の狭間、修学旅行前ということで、勉強の方は最低ライン。
  基礎…10マス計算、漢字(2年生)、音読、歌
  絵の基本…『遊戯王』カードの模写
  修学旅行の準備
2日 一番集中していたのは

 連休の狭間ということで、無理をせず。
 サッカー部の子どもたち遠征。 
 そのため、6人が抜ける。
 
 3Dの絵を教える。
 題材は、『遊戯王』カード。模写させる。
 けっこういい。
 私も、子どもにもらった何とかライオンを模写。
「先生うまい!」
 尊敬される(笑)
 集中してやっていた子どもたち。
 一番集中していたのは私かな。
 指導者が一生懸命やるのが一番?
5月1日  研修タイム

 研修タイム。
 基礎・基本についての話し合い。
 研究主任なので、司会をする。
 今日は、あいさつの基礎・基本について話し合った。
 中身が濃かったと思う。

 これは、サイトに掲載しよう。
29日〜30日 ダウン

 1年生と遊んだ疲れが…
 
28日 全校遠足

 6年生は1年生といっしょに行動する。
 しっかり、お兄さん、お姉さんをしていた。
 私も、1年生とたくさん遊んだ。
27日 委員会の指導

 全校遠足が延期。
 そのため、明日の予定になっていた委員会があった。
 私は、集会体育委員会の担当である。

 倉庫の掃除からはいる。
 子どもたちに役割を分担させようとしたのだが…
 うまくいかない。
「ぼくは、体育倉庫がいい」
「私は〜」
 こうなってしまうとなかなか決まらない。
 時間が過ぎていく。

 5分たったところでストップをかけた。
「こういうことは、時間をかけて決めることではないんですよ」
「決まらないので、私が決めます」
「全員でやってもらいます。まず、体育館倉庫、次にボール倉庫、最後に、体育倉庫をやります。5分ずつやります」
「5分でどれくらいできるでしょうか。あとで見にいきます。がんばって」
 公平にするという意味もあって、全員で全部のところをやらせたのである。
 ストップウオッチをもっていかせる。

 途中で見にいく。
 体育館倉庫は、きれいに整理整頓されていた。
 ボール倉庫にいくと…、半分の子しかいない。
 残り半分は、体育倉庫をやっているのである。
 自然に役割分担をしていた。
 私も掃除をする。

 正味15分。
 教室に戻る。

「この前やった1年生を迎える会について話し合います」
「まずは、よかったところをいいましょう。一人一言です。6年生から指名なしでいいましょう」
 ・1年生をきちんと並ばせることができた。
 ・クイズをちゃんとつくることができた。
 ・司会をうまくやることができた。
など、個人的なことが出された。
 次は、全体である。
「1年生を迎える会全体を通してよかったことをいってみましょう」
 例をあげる。
 ・1年生が喜んでくれた。
 ・全員握手したことがよかった。
 ・全員で校歌を歌ったのがよかった。
 ・アーチを使ったのがよかった。

 子どもたちの意見
 ・全員で校歌を歌ったのがよかった。
 ・1年生もちゃんと歌えたのがよかった。
 ・全員で握手したのがよかった。
 ・時間通りにできた。
 ・他の人たち協力してくれた。
 ・メダルのプレゼントがよかった。

「次は、来年の集会体育委員に向けての話です。ここをこうしたら、もっとよくなるということをいいましょう」

 ・もっとゲームを増やす。
 ・全員でできるゲームをする。
 ・集会の時間を長くする(今回は、20分くらい)

「それでは、最後です」
「1年生を迎えに行ってくれた人立ってください」
「きちんとつれてきてくれましたね。ありがとう」
 拍手をする。子どもたちも拍手をする。
「楽しいクイズを考えてくれた人、ありがとう」
 拍手。
「司会をやってくれた人、じょうずでしたね。ありがとう」
 拍手。
「遅くまで残って、プレゼントのメダルをつくってくれた人、本当によくやってくれましたね。1年生がとても喜んでいましたよ。ありがとう」
 拍手。
「全員立ってください。がんばった集会体育委員会の人たちに拍手」
 拍手。
26日 テスト

 テストをする。
 『分数のわり算』である。
 帯分数のわり算を取り上げた。
 やり方を説明させるテストである。

   1 最後まで自分だけの力でやる。
   2 できるところまで自分でやる。それから、ノートなどを見る。
   3 最初から、ノートなどを見る。

 やり方は自由。

 先輩(昨年度の6年生)たちの書いたものを見せた。
「まねしてもいいよ」

25日 スッと入る指導
 マット運動、大ブレイク。
 感覚がいい。
 こちらの指導がスッと入っていく。
 子どもたちは、みるみる上達していく。
24日  おはようの意味

 全校朝会。
 今日は、私が話す番である。
 生活指導で取り組み始めた「あいさつ」を題材にして話した。
 話というよりは、授業である。

「朝、おはようございます っていいますよね」
「『おはようございます』の意味について話したいと思います」

  …おおーーーーきな声で
 
  …はっきりと

  …「よーし」というやる氣を込めて

  …生まれ変わって、昨日までと違う新しい自分に生まれ変わって

 順番にやっていく。
 「お」を意識して「おはようございます」
 「は」を意識して「おはようございます」
 「よ」を意識して「おはようございます」
 「う」を意識して「おはようございます」

 最後に、みんな意識して「おはようございます」

 最近、大きな声であいさつできるようになってきた。
 その声がさらにパワーアップ。
 体育館中に響いた。

 1年生の子どもたちが、放課後
「『お』はね、おおーーーーきな声の『お』」
といって、あいさつしていた。
 おいおい、今は「こんにちは」だよ(笑)

 
21日 リコーダーの基本

 基礎の時間
 漢字の指導。
 今週は、2年生の漢字をやっている。

 リコーダーの基本を教える。
 救急車のサイレンはバカ受け。
20日  杉渕流体育2

 体育の授業。
 体づくり、動きづくり。
 準備運動がてら、いろいろなことをやる。
 器械運動系、各種前まわり。
  前まわり
  跳び前まわり
  飛び込み前まわり
  前宙返り(できる子が多い)
  連続で(いろいろな組み合わせ)
19日 いそがしくなってきた

 忙しくなってきた。修学旅行の準備、全校遠足の準備、1年生を迎える会の準備。

 国語の授業、いよいよ読みとりにはいる。
 『南に帰る』
 反応はいまいち。
 もっと簡単なところからはいるべきだろう。

18日 杉渕流体育スタート

 今日から体育の授業を始める。
 杉渕流体育について説明する。
 実態を調べる。
 まずは、見本を見せる。
「先生、すごい!」
  ・持久懸垂
  ・逆上がり、懸垂逆上がり
  ・逆立ち
  ・前まわり
  ・側転
 など。
 けっこういけそうである。

 ソーラン節、腰の決めだけを教える。
 『金八先生』でやった、あの踊りを踊りたいというのである。
 運動会で踊ろうということになった。
17日 長浜神社例大祭
15日 予定が狂うと

 長浜神社例大祭、悪天候のため明日に延期。
 1,2校時の身体測定のみで下校の予定が…
 子どもたちも、氣持ちの切り替えができない。
 昨日にくらべ、集中力が落ちていた。

 しかし…学力はついてきている。

 一人ひとりにメッセージカードを渡す。
14日 ハードな1日

 今日は、1日授業参観日。そして保護者会。
 ハードな1日だった。

 基礎の時間。10マス計算。どんどんタイムがよくなっている。
 漢字 引き続き1年生の漢字を扱う。
 書き順…五の書き順を間違って覚えていた子あり。
 うけたのは、「私の『はな』返して」
 この「はな」は、「花」か「鼻」か。
 漢字で書く意味が少しわかってきたことだろう。

 算数『分数のかけ算』
 リレー説明を導入する。

 国語『とる』
 これがおもしろかった。
13日  開校記念日
12日  今日の授業から

 5日目

 基礎の時間
 
 10マス計算
  ・0、1、2、9を1列(10題)ずつ×2セット  (制限タイム10秒)
  ・0、1、2、9の4列(40題)×2セット  (制限タイム40秒)
  ・9、9の2列(20題)連続×2セット  (制限タイム20秒)
 
 ※昨日までは、1列ずつのみ。今日は、バリエーション。

 漢字  
 1年生の漢字
  ・読み方 読み方が変わる字
        (例) 雨と雨雲、女子と天女、男子と長男
            一匹、二匹、三匹
           九日、二十日、二十歳など。 
  ・書き順 復習して確認する。
        よくできなかった字 上、九、田、女など。

 ※1年生レベルは「簡単だ」といっていた子どもたちが、黙った。

 音読
 『とる』 全文通して読む。

 国語

 考える力をつける
 次の文を読みましょう。

 いやよして

 笑いの連続だった。

 読み方は、2つにわかれた。
 いや よして

 いやよ して

 切るところによって意味が変わるのである。

 他の例
 ・ここではきものをぬぐ
 ・このこのこのこ

 『南に帰る』
  ・読み聴かせ
  ・感想を書く。
  ・テーマを探る。

 算数

 『分数のかけ算』
  分数のかけ算、やったことを復習する。
  約分3つの方法を教える。
   ・3つの方法を知る。
   ・やってみる。
   ・今の自分にとって、最もいい方法はどれかを選択する。

 社会
 
 歴史の導入
  ・歴史を学ぶ意味
  ・時代を覚える。

 理科
  植物 『たんぽぽの不思議』

 表現

  歌 『本当の自分を見つけ出そう』
11日 本格的な授業

 音読の授業。
 『とる』の2行目を扱う。
 今日は、帽子をもたせた。

 こんにちは ぼうしとる

 1回目
   ・「こんにちは」といってから、帽子をとる
   ・「こんにちは」といいながら、帽子をとる
   ・帽子をとってから、「こんにちは」という

  大きく3つにわかれた。

  人に帽子をもってもらう。
  その帽子をとりながら、「こんにちは」という
 
  「こんにちは」といってから、床に置いた帽子をとる

 「とる」の解釈を変えた子が2人いた。

 けっこうおもしろい。

 2回目、指導を入れる。
「いま、だれに向かって『こんにちは』といったんですか」
「?」
「今、『こんにちは』という相手をイメージしましたか」
「…」
「していませんよね」
「…」
「イメージしてください」
 その子はイメージできた。
 音読ががらっと変わった。
 友だちを見ながら「こんにちは」といった子がいた。
「いいですね。いまのは。うまくイメージできない場合は、だれかを見ていうといいですね」
 よくなってきた。
「次は、自分が好きな人に初めて声をかけるという状況設定でやってみましょう」
 このような感じで進めていく。


 
10日 授業本格化

 連休明け。
 子どもたちの動きは鈍かった。

 しかし、授業を始めるとすぐに回復。
 音読、10マス計算、ノートの使い方、『分数のかけ算』、歌、追究学習、給食準備と片づけ、掃除、自問ノートなど、どんどんやっていく。

 
7日 はやくも
 
 2日目。
 さっそく授業。
 音読の指導。
 一人ひとりを指導する。
 はやくも、がらっと変わる子が出てきた。

 中学校の入学式に出席する。
 立派な態度だった。
6日 さわやかな表情

 担任発表。
「6年1組、杉渕先生」
 いやそうな顔をした子もいたが…ほとんどは、さわやかな顔だった。
 昨日、教室移動のとき私が担任だとわかったそうである(全員)。
 氣持ちの整理ができたのだろう。
 あきらめたということだろう(笑)

 中1の子どもたち(昨年度の卒業生)が、
「杉渕先生になったの。かわいそー」
と同情していた。
 同情している中に、私もいた。

5日
  前日出勤

 今日からスタート。
 職員会議。
 入学式の準備。
 教室移動。
 新しい教室のセッティングをする。
 辞令伝達式。
 研究主任。
 校務分掌決め。

 いよいよ明日。

4日
  教室掃除

 教室掃除。
 名簿作りなどの事務。
 いよいよ明日から始まる。
3日  教室整理

 教室を整理する。
 だいたいできた。  
2日  教室整理

 教室整理を始める。
4月1日  担当学年決まる

 担当学年が決まった。
 切り換え。