あいさつ |
あいさつ 授業の中には、生活指導的要素がたくさんある。 たとえば ・あいさつ…はじめとおわりのあいさつ ・学習態度 ・聴き方…相手に対する思いやり、向上心 ・話し方…聴き手に対する配慮、積極性 ・椅子…音を出さないで立てるか。 ・集中…今何をやるべきか、どうするべきかがわかる などなど、たくさんある。 授業の中でこそ、教えるべきである。 第1週でやったことを、強化していく。 今回は、あいさつをとりあげたい。 ◆全体でおこなう。 朝と帰りの2回 ・声…大きな声を出させる。 立ち方、姿勢、呼吸法、目、意識、意味などなど 意味……エネルギーの交流 エネルギーをもらう⇔与える 立ち方…足の親指のつけねに重心をかける。 大地をつまむように立つ。 大木になったようなイメージ(足は根)。 姿勢……肋骨を持ち上げるようにする。 首をすっと伸ばす。 天からひっぱられるようにする。 呼吸法…腹式呼吸。 目………相手をやわらかく見て その他いろいろ ・連動 朝のあいさつは、教師が教室前に立ったらすぐおこなう。 全員がそろうのを待つため、時間ぎりぎりに行く(わざと) 教師が教室に入ったら、さっと立つ。 中央に立ったら、「おはようございます」 いっしょにいう。 ・声を出す。 ・立つとき、「ギーッ」という音を出さない。 すっと音を出さずに立つ。 ・タイミングを合わせる。 これが、なかなができない。 簡単そうで難しい。 一人でも意識していない子がいると、うまくいかない。 声がそろわない。音がする… だから、「あいさつ」を見るだけで、学級の育ちがわかる。 80パーセントは、わかってしまう。 杉渕学級のあいさつがよくなったのは、最近(笑) 1か月半くらいかかった。 ・声の大きさ…参観者は思いっきりビックする。 それでいて、どなっているのではない。 よく響く、はりのある声である。 ・音 ようやく、「ギーッ」がなくなりつつある。 ・タイミング ぴたっとそろうようになってきた。 あいさつができるということは、他のこともできるということである。 いかがでしょうか。 あなたの学級は? たががあいさつ、されどあいさつ。 基本中の基本ですね。 まずは、あいさつからはじめませんか。 |
率先垂範 看護当番(週番)は、校門の前に立ちます。 うちの校長さん、生活指導主任は、毎日立ってあいさつしています。 立派なものです。 当番は、8:15から立ちます。 私の場合は、8:10分くらいからでしょうか。 腹から声を出して「おはようございます」といいます。 もちろん、自分からです。 「先生の声、大通りまできこえるわよ」 とある先生にいわれました。 それくらい、声が大きいそうです。 初めのうちは、声の大きさに驚く子もいます。 どの子にも、声をかけます。 最近は、ほとんどの子が、 「おはようございます」 というようになってきました。 声にも、張りが出てきました。 やはり、教師から声をかけるのがいいですね。 「声が小さい」 「どうしてあいさつしないの」 「あいさつは、自分からしなさい」 なんていったら、ぶちこわしです。 ただただ、自分(教師)からあいさつします。 自分のエネルギーを、子ども一人ひとりに伝えるのです。 |
あいさつの意味 あいさつの意味について考えてみたいと思います。 ・コミュニケーションの第一歩 ・心と心の交流 ・心を形にあらわしたもの ・心構えをあらわしたもの いろいろなことが考えられますね。 子どものころ、母親からうるさくいわれました。 「自分から、あいさつしなさい」 ・目を見て ・大きな声で うるさくいわれましたね。 当時は、「うるさいなー」と思っていました(笑) 今は、感謝しています。 私の場合、意識し始めたのが高校2年。 少林寺拳法の道院(道場)に通い始めたころでした。 合掌礼といって、対等の礼をするのが少林寺拳法。 「対等なあいさつ」をきっかけに、いろいろ考え始めました。 教師になってからは、もっと考えるようになりました。 ・教室にはいるとき「お願いします」という。 ※声に出すとき、出さないとき、両方あり。 きちんと礼をして入ります。 ・教室を出るとき、「ありがとうございました」という。 ※前述 ・靴をそろえる前に礼をする。 ※黙礼 ・靴をそろえたあと礼をする。 私の場合、何かするときの心構えの表現があいさつ です。 終わって感謝の気持ちをあらわすのがあいさつ です。 |
杉渕学級のあいさつ 参観者がびっくりします(笑) ・声量 ・エネルギー ・スピード ・子どもたちのやる氣 などなど。 |