2002 川の学校 3学期



 3月3日(月)

 28日(金) 新記録
 

 27日(木)

 26日(水) 校内研 1年のまとめ

 25日(火) 認識

 24日(月) 思考

 テーマは、頭の使い方

 21日(金)

 引っ越しのため1日休暇

 20日(木)

 19日(水) 公開授業2

 18日(火) 公開授業

 今日は、公開授業、参観者2人。

 切り口は、「基礎」・追究・表現

 チャレンジタイム&1校時  「基礎」
 ・100マス計算 たし算 ダブル
 ・100マス計算 かけ算 トリプル
 ・穴あき九九
 ・10マス計算 ひき算
 ・逆かけ算+
 ・フラッシュカード(漢字…部首)
 ・漢字テスト まとめ
 ・音読『スイミー』

 2校時 追究 ダブル
 『よだ火の星』 指名なし発言による話し合い
  話し合いの中で出てきたのが、
 「『市蔵』と名前を変えれば、いやがらないのか」
 教師から提示
 ・自分がよだかだったら
 ・自分が鳥だったら(よだかをどう見るか)

 『スーホの白い馬』 指名なし発言による話し合い
 「馬頭琴」について
 ・白馬から見て
 ・スーホから見て
 ス
 │
 ホ
 馬 頭 琴  白
 馬

 
 3校時 表現

 『ぞうれっしゃがやってきた』の練習、指導
 ・全体
 ・一人ずつ
 歌の指導
 『いつも何度でも』、『もののけ姫』、『君をのせて』
 『ぞうれっしゃよ走れ』
 『ビリーブ』 部分二部合唱の導入

 4校時 認識 話し合い 
 『ビリーブ』歌詞の解釈
 『返し跳び』上達法

 5校時 認識 作文&話し合い
 今日のまとめ
 次の中から、2つ以上選びノートにまとめる。
 ・『よだかの星』 自分がよだかだったらなど
 ・『スーホの白い馬』 馬頭琴について
 ・『ビリーブ』歌詞の解釈
 ・『ぞうれっしゃがやってきた』表現の仕方
 ・『返し跳び』どうやったらできるようになるのか。できる、できないの違い。
 ・『逆かけ算+』上達法 分類

 『はたらく』「お手伝い」→「おつかい」
 今日だくさん出されたのは、メモについての意見。
 メモにしぼって、発言させる。
 ・頭の中にメモする。
 ・紙に書く
  書いてもらう
  自分で書く

 メモするときのポイントは?

 盛りだくさんの授業だった。
 


 

 17日(月) 天と地と

 住宅関係手続きのため、午前中休暇。
 
 私が到着したのは、給食前だった。
 子どもたちの状態は、悪くなかった。
 休み明けとは思えない動きである。
 私は、手続きで疲れてダウンしそうだった。
 厳しい1日だった。

 急いで、家庭学習ノートを見る。
 大差がついている。
 私のアドバイスをいかしている子は、驚異的な伸びを示していた。
 質、量、切り口ともに、すばらしい。

 5校時
 月曜日は、チェックの日。
 『ぞうれっしゃ』、計算、その他いろいろなことをチェックする。
 100マス計算、ひき算もおこなった。
 1回目にして、1分20秒を切る子がいた。
 初回の記録としては、すごい!
 ※ちなみに、2回目は1分12秒だった。

 すべてにおいて、反応がよくなってきている。
 今日から重視するのは「認識」である。
 意識、頭の使い方といってもいいだろう。
 やるかやらないかで、天と地ほどの差がつく。

 すごい企画
 知り合いの方のプロデュースで、すごい企画が実現しそうである。
 『ぞうれっしゃがやってきた』(杉渕バージョン)を3月14日に発表する。
 なんと、作者の小出先生がきてくださるというのである。

 申し込みは、チケットぴあ まで。

 14日(金) 驚異の上達法

 チャレンジタイム
 子どもたちによる授業
 ・100マス計算トリプル
 速い子は、2分4秒。おそろしく速い。
 ・穴あき九九
 こちらも速くなってきた。速い子は、(100題)42秒。

 逆かけ算+αの上達法
 今日は、重点的に指導する。
 学習法
 できない子の多くは…
 ・やらない。
 ・やり方が悪い。
 のどちらかである。
 努力してもできなかった例は、未だかつてない(20年の経験で)。
 ダメな子は、教師のいうことを聴かない。
 やらないか、我流である。
 このようにやりなさいといっても、そのとおりにやらないのである。
 だからできない。
 
 今回は、私のいうとおりにやらせる。
 練習のやり方を教える。
 5分間練習する。
 テストする。
 これを、3セットおこなった。
 「逆かけ算+α」10題、これは、四則計算で一番難しい。
 10問10秒以内でできる子が出てきた。
 最初は、16秒、2回目、12秒。3回目10秒。
 などなど。
 ほとんどの子が、急激に進歩した。
 ・限定する
 ・集中する
 ・確認する
 このくり返しである。
 たかだか5分で、よくなる。
 それを3回繰り返す(数をかける)ことで、パワーアップする。
 研究推進委員長は、出張で新林小へ。
 どうだっただろうか。

 漢字テスト

 『ぞうれっしゃがやってきた』の台本を配る。
 さっそく練習にはいる。

 体育 
 なわ跳び、今日から本格的におこなう。
 返し跳びを指導する。
 まずは、テスト。
 ・できない。
 ・できる。
 2つのコースにわける。
 ・できる
  ・片方のみ 1回
  ・片方のみ 連続
  ・両方
 できるコースは、3つに分類。

 それぞれにアドバイス。
 途中から、できない子をマンツーマンで指導させる。
 
 表現 歌
 
 算数 テスト『4桁の数』3分の2以上が、軽く100点。
 認識
 ・どうしてできたのか。
 ・どこがひっかかりやすいか。

 本日のまとめ

 バレンタインデー
 「先生、学校にチョコレートをもってきちゃいけないんでしょう」
 「そうですよ」
 表向きはいうが(笑)
 どうのこうのと、無粋なことはいわない。
 放課後、男の子たちはもらっていたようである。
 かくいう私も、将来の美女たちから、たくさんいただいた。手作りチョコである。
 メッセージカードもいただいた。

 補教の準備

 13日(木) 『ぞうれっしゃがやってきた』に取り組む

 チャレンジタイム
 子どもたちにまかせる。
 ・100マス計算
 ・穴あき九九
 ・逆かけ算+α

 認識の授業

 『ぞうれっしゃがやってきた』の導入
 ※発表は、3月14日である。

 ・VTR 劇 神津小4年生
 ・VTR 合唱構成 下赤塚小2年生
 の2本を見せる。

 12日(水) 挑戦したが…

 音楽朝会 三連休明けで、子どもたちの態度がよくなかった。音も…
 パッフェルベルの『カノン』が台無しだった。

 100マス計算
 三連休明けだが、実力が落ちている子がほとんどいなくなった。
 力がついてきた証拠である。
 逆かけ算+α
 漢字

 今後についてのオリエンテーション
 ・残り2か月の予定
 ・パワーアップ
 ・その他いろいろ

 『スーホの白い馬』
 「悲しさとくやしさ」の中身。

 体育 なわ跳び、大なわ。
 今日は、1分100回のペースに挑戦させたが…
 無理だった(笑)
 13人くらい連続できたが…
 やはり、1分100回は驚異的速さだった。
 90回ならいけるかも?

 教育会のため、すぐに下校。


 8日(土) しんがシアター

 新河岸祭り。
 「しんがシアター」本番。



 7日(金) 「しんがシアター」前日

 「しんがシアター」の準備

 招待状づくり

 6日(木) しんがシアター あと2日

 チャレンジタイム

 文章題ひっかけ問題

 しんがシアターの準備
 ・練習
 ・プログラム、ポスターづくり
 ・装飾
 ・会場づくり
 

 5日(水) 発展・応用

 チャレンジタイム
 ・100マス計算
 ・音読など

 逆かけ算+をおこなう。
 思いのほか、よくできる。
 びっくりするほどである。
 歯が立たない子は、一人だけだった。
 ※風邪で数日欠席していた子。
  この子だけが、今日1日浮いていた。
  他の子と、圧倒的な差がついていた。
  土日を入れると、学校にきたのが4日ぶり。
  他の子と、2日間の差がある。
  驚異的な差がついている。
  これが、今の杉渕学級。
  毎日、超進化しているからである。

 難しい課題に、臆することなく喜んで挑戦する子どもたち。
 たくましくなったものである。

 漢字テスト パワーアップ編。
 第一次テストに合格した子は、難度の高いテストに挑戦させる。
 ・語彙
 ・スピード
 2つの課題がある。
 言葉の意味がわからない、言葉を知らない子は、歯が立たない(1人)。
 100問テスト。
 制限時間を10分とした。
 ちなみに、私は4分でできる。
 ていねいに速く書く 
 かなり高度である。
 しかし、2人の子が5分を切った。
 ていねいかつ速い。
 すごい実力である。

 『スーホの白い馬』
 一生会えなくても、白馬に生きていてほしいか。それとも…

 文章題のトレーニング
 できる子はすぐできる。
 できない子は、できない。
 問題の意味がとらえられないのである(3人)。

 新河岸祭りに向けて準備
 ステージづくり、会場づくりに着手。
 ひな壇とパネルを運び込む。


 4日(火) 一番のでき

 チャレンジタイム
 ・音読
 ・100マス計算
 ・漢字

 図工

 避難訓練
 指示がよく守られ、今までで一番のでき。
 それも、抜群によかった。
 しゃべる子0。
 ※私は、神津島で震度6を2度経験している。
 震度5は、何度も…
 避難訓練ではない、本番の避難を何度もしている。
 語りにリアリティーがある。
 
 新河岸祭りに向けて練習
 ABにわかれて練習(音読)。
 今日から前でやらせる。
 本番に近い形である。
 明日から、指導を入れたい。
 
 算数…ジャマイカ(計算の応用)、穴あき九九、いろいろな問題

 漢字テスト(パワーアップ編)
 プリントbP〜4の合格者は、新しいプリントのテスト。
 一番速くできた子(もちろんテストも100点に近い)は、5分。
 驚異的なスピードである(初めてにしては)。
 ・漢字を書くことができる(言葉を知らないと書けない)。
 ・ていねいに速く書くことができる。
 この2点が問題になる。

 新河岸祭りに向けて、歌の練習。
 ABにわかれて練習。

 2月3日(月) 崩れない!

 全校朝会。
 休み明けだが…今までで一番態度がよかった。
 くずれない。すごいことである。
 今日1日が見えた。
 はたして?
 そのとおりになった。
 学習態度がぐんとよくなったのである。
 弱い子が崩れないので、全体的にはものすごくよくなった。

 100マス計算
 休み明けはガタ落ちになる子がいるのだが…
 誰もいなかった。
 少し落ちたのは、かぜで1週間休んでいた子だけである。
 よしよし、実力がついてきたぞ。

 その他いろいろ。
 総合的に、崩れがあまりなかった。
 今までにないことである。
 弱い子が崩れなくなった!
 


 31日(金) 賞を決めましょう

 『スーホの白い馬』
 動…指名なし発言による話し合い
 静…授業のまとめ(作文)
 →いずれも、「細分化」「具体化」の手法を使わせる。
   かなりできるようになってきた。

 『絵手紙』
 久しぶりにやったので、エンジンの掛かりがいまいちだった。
 エンジンがかかると、一氣にいくことができた。

 『はたらく』

 新河岸祭りに向けての練習
 グループごとの練習

 書き初め鑑賞 賞決め
 金賞…日頃字をていねいに書いている。よく努力した。ていねいさ、氣脈、勢い、止めはねなどのポイントを押さえているか。
 銀賞…よく努力して上達した子。
     

 30日(木) 弱い子が

 チャレンジタイム 
 ・100マス計算
 ・穴あき九九
 ・漢字
 弱い子が伸びてきた。

 『スーホの白い馬』 とのさまの人物像
 1つのことから、たくさん見つける

 表現読み 会話文

 『はたらく』(認識の授業)

 ワックスがけ

 29日(水) 動の授業、静の授業

 漢字スキル できない子の指導。

 『スーホの白い馬』
 言葉に着目
 指名なし発言(動の授業)
 ノートにまとめる(静の授業)

 表現読み

 『はたらく』
 食事の準備について→認識

 なわ跳び
 SOHRAN

 学校評価 司会

 

 28日(火) 静の授業

 昨日は、公開授業。
 表現、話し合いなど、動きある授業ばかりだった(動の授業)。
 今日は、逆に一人でやる学習を中心とした。
 いわば、静の授業である。

 チャレンジタイム
 ・100マス計算
 ・穴あき九九
 ・漢字
 ・音読

 静の授業
 『スーホの白い馬』(作文…授業のまとめ、学習作文)
 よく書けている子のノートを紹介する(刺激を与える)。
 10ページ書いてくる子もいる。
 最近は、内容もいい。

 

 

 27日(月) 公開授業

 公開授業、岡山の人たち(4人)が参観。
 1校時 基礎学力づくり(新河岸システム 拡大版)
 
  読み  フラッシュカード(部首)
       音読(暗唱) 『ふきのとう』、『スイミー』
  書き   漢字 

  算    100マス計算(ダブル) +、×
        穴あき九九
        逆かけ算
        10回たし、10回引き
        文章題

  2校時 音楽(専科) その時間、話し合い 

  3校時 追究 『スーホの白い馬』
       指名なし発言による話し合い
       ・スーホが競馬に出たのは?
       ・とのさまとスーホの違い

  4校時 表現 表現読み
       『スーホの白い馬』より
       とのさまとスーホの会話
       新河岸祭りに向けて グループ練習

  5校時 表現&追究

       歌 練習とミニコンサート
         『もののけ姫』
         『君をのせて』
         『いつも何度でも』
         『となりのトトロ』
         『めぐる季節』(『魔女の宅急便』より)
         『語りかけよう』

       『はたらく』(生活科)
         ・頼まれて、いやいややった場合
         ・頼まれて、すぐ「はい」と返事をした場合
         ・自分から進んでやった場合

 放課後は、休暇を取りj『ジョナサン』へ
 協議会
 5時から、『笑笑』で二次会
  

 24日(金) お父さんが参観

 チャレンジタイム…100マス、穴あき九九、逆かけ算、漢字テスト

 『スーホの白い馬』
 白馬とスーホの結びつきの変化を追う

 歌のテスト

 体育 3分間走、なわ跳び(返し跳び、交差跳び、二重跳び)、SOHRAN

 道徳『ベンチのひとりごと』
 Tさんのお父さんが参観

 その他いろいろ

 23日(木) 細分化、具体化

 チャレンジタイム
 ・100マス、穴あき九九、逆かけ算、漢字テスト

 算数 文章題(グループ学習)

 『スーホの白い馬』
  狼vs白馬
 →細分化、具体化(杉渕実践の特徴の1つ)

 音楽 空き時間教材研究

 『教室をきれいにしよう』
 環境づくり

 新河岸祭りに向け、歌の練習
 
 『スーホの白い馬』作文、ノートづくり

 22日(水) 大変化

 『スーホの白い馬』

  具体化させる。

  「スーホが、心をこめてせわしたおかげで、子馬は、すくすくとそだちました。」

  という一文がある。

  どう、解釈するか。
  杉渕流は、行間を読む。

  具体化する。
  「心をこめてせわした」とは、どういうことか。
  考えさせる。

  人間、何となくわかっているように思うことあり。
  錯覚している。
  いざ、聴かれてみると答えられない。
  わかっているようでわかっていないことも多いものである。

  たとえば「心をこめて」
  具体的には、どういうことだろう。
  即答できないだろう。


  これを考える。
  まずは、教師がとことん考える。
  書き出すことが大切。
  思うだけではダメである。

  具体的にいくこと。

  子どもたちの意見

  スーホのおかげ
  みんなのおかげ、みんなも助ける
  手を抜かない
  大事に育てられた

  どんな馬になったのか

  中側  健康、

   心  やさしい、素直、きれいな心
      みんなにすかれる
      悪い心が少しもない→心も白い(清い)

  外側  雪のようにまっ白

   体  体がきれい、ものすごくきれい  形、顔もきれい
      だれでも見とれる、きれい
      だれもがじっと見る
      つやつやしている
      毛がふさふさしている。

   頭  頭もいい

  体だけでなく、頭、心もすばらしい。
      
 大変化

  変わるときは一氣、急変

  Aくん
  穴あき九九で、1分30秒を切る。
  17日に、2分を切る。
  その後は、切ったり切らなかったり。
  今日、急に速くなる。
  30秒短縮は、驚異的な伸びである。
  「信じられない!」
  本人はもとより、まわりも驚いた。
  「神様からのプレゼント」(杉渕)
  この前、私に叱られた。
  少し努力した。練習方法を考えた。
  その努力が、急に実ったのである。
  じわじわではなく、急に。

  態度が急変、やる氣になる。
  まわりの子も影響される。
  「もっとやる」
  タイムを縮めた。
 
  波及効果
  一人が伸びると、他の子が伸びる。
  「○○くんができたのだから、自分もできるのではないか!」
  と思うのだろう。
  急にやる氣になる。

  Bくん
  態度が驚くほどよくなった。
  授業中、そして、帰りの礼
  歌と歌の間も、微動だにしない。
  今までなかったことである。

  これまた、急に変わった。

  Cくん
  漢字→何度やってもミスする。
  今日は、氣合いを入れて練習してきた。
  字も違う、ポイントを意識して練習してきている。
  テスト、見事合格。
  やればできる。

  弱い子は…
  何が弱いか…

  漢字ができないのではない。
  できなければ、練習すればいい。

  効果的な練習方法を教えても、やらない。
  「できる、できない」以前の問題である。
  やらないのは、「どうやったらいいかわからない」からかもしれない。
  「これくらい教えても…」というくらい教えても、できない。
  漢字の問題ではないのである。
  ポイントを教えても、すぐにはずす。
  「そうだった」など、意識が低い。
  人の話を聴いていないように見える(聴いても、できない)。

  漢字ができない子
  単に、漢字が書けないのではない。
  その活動における認識が、極端に低い。
  違いがわからない。見えない。
  形が取れない、
  1つずつ別々なものとしてみている。

  →他の活動においても、同様に低い子が多い。

  その子に合わせて、1つひとつやっていく必要がある。

  人間、自分よりちょっと先のことしかわからない。

  「いっても」わからない。
  「やらせても」→いわれたようにできない。
  ※「やらない」のではなく、できない。
   能力がないため。

  ふつうの子が1歩であるくところを、10歩くらいかける必要がある。

  衝撃的な事実

  漢字ができないのではない。
  能力が育っていないのである。

  まずは、やる氣をださせることから

  能力を育てる。

  認識能力

  1点突破

  あれもこれもやるとダメ。
  全習法は練習にならない。
  ただ、1回やるだけ。
  やらないよりはまし。
  意識がない。
  たとえば、運転する人は道を覚える。
  助手席に座っている人は、覚えない。
  この差である。
  意識しない練習は、いくらやっても無駄である。
  
  意識させる。
  あれもこれもはできない。
  まずは、1点突破である。
  「ここだけ」
  1字だでけでよい。
  その字だけを練習させる。

  強者は…
  ・書き順がめちゃくちゃ
  ・間違って覚える
  得意中の得意である。

  だから、手を取って教える必要がある。
  マンツーマンしか方法はない。

  こちらが手を取って教える。
  一緒に書かせる。
  ポイントを教える。
  それを書かせることができれば、なおよい。

  ★分習法

  そこだけをやる。
  ポイントを教える。

  これは、その子によって違う。
  状況によっても違う。

  練習が練習にならない。
  ほとんどが、積み上げにならない。
  練習しないほうがいい。
  間違って覚える

  覚える能力がない(まだ、育っていない)のである。
  問題は、漢字ではなく「学習能力」である。

  「あそこに落とし穴がある」とわかっているのに、また落ちる…
  
 最近は、個別指導を徹底している。
 そのせいか、大化けする子が増えてきた。
 これからが本番。

 21日(火) 焦点化
 

  漢字テスト

 弱い子の指導を始める。
 この子たちは、練習が練習になっていない。
 労力の多くを無駄にしている。
 
 もっと
  ・今やるべきことは何か
  ・方法
  ・回数
  など、具体的に指示する必要がある。

  焦点化されていないから、何をやっていいかわからない。
  漠然としているのである。
  明確な意識で練習していないから、覚えない。できるようにならない。
  できないのは、意識、方法など、すべてである。
  それ自体ができないことなど、あまり問題ではない。
  学習法ができていないのである。
  だから、1回限りで終わり。
  積み上がらない。

  最近、ようやくことのことに氣づいた。
  ※実感した。

  やるべきことは、具体的な指示である。
  「このくらいは」という考えは禁物。
  1からやる必要があるだろう。
  マンツーマンの指導が必要。
  そうしないと、練習が練習にならない。
  毎日無駄なことをしていることになる。
  労多く、効少なし。

 練習は
 たとえば、腕立て伏せ

  汗をかいて終わってしまう。
  これからが練習だというのに、そこで終わってしまう。
  だから、やっているのに進歩しない。
  大きな差である。

 
  

 20日(月) もろに出る実力差

 休み明けでも、態度がよくなってきた。
 いつも乱れる子が、今日はきちんとしていた。

 100マス計算
 穴あき九九
 休み明け、実力差がもろに出る日である。
 力がついてきた子は、タイムがそれほど落ちない。
 力がついていない子は、がくんと落ちる。

 1回だけやっても、練習にならない。
 金曜日、2分を切った子が、また切れなくなっている。
 当然だろう。
 2日間練習していないのだから。
 2回目、3回目、4回目、計4回やらせた。
 その間、合格した子は「ジャマイカ」をやらせた(これがおもしろい)。

 漢字テスト
 これまた、実力差がもろに出る。
 できない子は、練習が練習になっていない。
 ・意識が低い
 ・間違った字を書いている
 ・書き順が違っている
などなど、練習すればするほど悪くなるのである。
 練習も、1回だけのことが多い。
 練習する実力が低いのである。

 今日から、このへんにスポットを当てて実践していくことにした。
 功を焦らず、1ポイントだけやらせるのである。
 1日1個でもいいから、完全に覚えさせるのである。
 しかし…敵もさるもの。
 練習が練習にならない。
 しばらく、私がマンツーマンで指導する必要があるだろう。
 とっくに課題を終わらせた子が、教えるのを手伝ってくれた。

 『はたらく』より「お手伝い」
 ある子の作文を取り上げる。
 買い物についてである。
 このへんの授業については、いずれ紹介したい。→認識の授業

 『スーホの白い馬』書き込み。

 新河岸小祭りに向けて
 『いつも何度でも』のカラオケを入手した。
 さっそくそれで練習する。
 『となりのトトロ』
 『君をのせて』(天空の城ラピュタより)
 『めぐる季節』(魔女の宅急便より)
 『もののけ姫』
 『いつも何度でも』(千と千尋の神隠しより)


 17日(金) 大逆転

 大逆転の授業
 チャレンジタイム、進歩のないSくんを叱った。
「ストップウオッチがないから、家では練習できない」
といいわけしたからである。
 本人は、いいわけだと思ってない。
 ・いいストップウオッチが売っていないから、まだ買っていない。
 ・ストップウオッチがないと練習にならない。
 私は、問う。
 ・先生にストップウオッチを借りにこないのはどうしてか。
 ・時計無しでできる練習があるのではないか。
 ・放課後練習していけばいいのではないか。
 などなど。
 Sくん、最後はだまってしまった。
 
 私は、いいわけが大嫌いである。
 普段は大目に見ているが、今回は叱った。
 勝負所である。
 
 この1週間、Sくんは進歩していない(穴あき九九)。
 いつも、だいたい同じところでストップしている。
 あと少しで2分切ることができるのに…
 足踏みしているのである。
 これは、学校で1回しかやっていないからである。
 あと、10問たらずで合格できる。
 少し練習すれば、すぐできるのだ。

 2回目をやらせる(いつもは、1回で終わり)。
「2回やるとどうなるか、予想しなさい」
 Sくん、少し速くなった。
 先ほどより、できた。

 今日は、練習について教える。
 練習には、2つの方法がある。
   全習法
   分習法

 Sくんは、全習法のことしか考えていない。
 そのうえ、タイムを計らないと練習にならないと思いこんでいる。
 分習法を教える。
「できないところ、時間がかかったところに印をつけなさい」
 もちろん、他の子にもやらせる。
「そこを、ノートに書き出すんです。そして、覚えるんです」
 いつもやっていることを、意識的にやらせる。

 伸びない子は、教えてもやらない。
 宝の持ち腐れである。

 3回目をやらせる。
 切れた。
「できた。初めて切れた」
 Sくんは、泣いた。
 練習した時間は、6分。
 きちんと練習すれば、すぐクリアできることだったのである。
 
 今回
 『とくダネ!』特捜部をみんなで見た。
 

 16日(木)

 15日(水)

 体育朝会 3分間走

 100マス計算、穴あき九九、逆わり算

 漢字テスト 今日は、合格者続出。
 
 解釈文を書かせる。
 題材は、『ぼうし』または『たこ』(いずれも、『ふたりはきょうも』より)
 
 新しい自分づくり
 学校でできることを家に波及させる。

 家庭学習 パワーアップ
 
 
 14日(火) 保護者会、懇談会

 チャレンジタイム
 ・100マス計算
 三連休明け…
 あまりにひどい2人を叱る。
 ひとりは、途中からいい加減な答えを書いていた。
 もうひとりは、2分で半分いかなかった(いつもは、100題2分以内にできる子)。
 たるんでる!
 残りの子は、バッチリだった。

 書き初めを掲示。
 練習しただけのことはある。
 下手な子がいない。

 漢字テスト プリントg@から
 満点を取らないと合格できないシビアなテストである。


 
 10日(金) 撮影
 
 フジテレビの取材。
 1日カメラに追われる(芸能人の方は、大変ですな)。
 
 チャレンジタイム
 ・100マス計算…たし算とかけ算
 ・フラッシュカード…部首
 ・音読…暗唱 『お手紙』
 
 9日(木) 席書会

 お手本忘れ半数。
 やはり、冬休みぼけ… 
 とくに、名前を練習させる。
 ・私が手本を書く。
 ・それぞれ、ポイントを教える(字のポイント、字間、余白、バランスなど)。


 席決め、ご対面方式。
 ・自分がみんなのためにできること
 ・みんなにしてもらいたいこと

 初めての給食。
 準備時間7分、初日にしてはまずまず。

 新河岸小祭りについて
 オリエンテーション。

 
 
 1月8日(水) 始業式からG0!

 今日から3学期。
 今まで蓄えてきた力を、一氣に爆発させるときがきた。
 わくわくする。
 子どもたちは、どれくらい伸びるだろうか。
 どこまで伸びるだろうか。
 ひとえに、私にかかっている。
 楽しみである。

 始業式の態度は、よかった。
 冬休み明けにしては、かなりよい。
 1人をのぞいては、100点だった。

 さっそく授業開始。
 テストをする。
 ・100マス計算
 ・穴あき九九
 ・逆かけ算
 ・漢字
 ・音読
 ・歌
など。

 大掃除