学級創りの根本 |
学級創りの根本は、一人ひとりを愛することではないでしょうか。 「愛する」というのは簡単です。 しかし、実際は「愛もどき」になっていることが多いのです。 |
大人不信の子どもたち 人間不信の子どもたち ★見える愛・見えない愛 一般的な教師の愛 △押しつけの愛 「私がこんなに心配しているのがわからないの?」 「何度いったらわかるの」 「どうしてわからないの」 子どもは、愛を感じません。 叱責されていると感じます。 「愛もどき」になっていないでしょうか。 愛はさりげなく 見えるところで ・鉛筆をあげる。 ・○○をあげる。 ・貸してあげる。 さりげなく、さりげなく 見えないところで 氣づかれないように 子どもたちの意識が変化していきます。 ・守られている。 ・信じられている。 ・この人は違う。 ・自分を真剣に思ってくれる 子どもに愛が伝わっていますか。 大事なことは、「愛している」ではありません。 子どもが「愛されている」と実感することです。 教師の愛とは… 子どもがどうであれ、ささげつくすのがまことの愛 難しいですけど。 その覚悟は、ありますか。 たとえば… 子どもに見えないところで、つくしていますか。 自分(教師)が、できることをする。 ひたすらする。 成果を期待しない。 見返りを期待しない。 縁の下の力持ちに徹することができますか。 ☆★☆★ ビタミン愛 ☆★☆★ 子どもたち ・守られている ・信じられている ・見捨てない ・ 伸ばす愛 支える愛 包む愛 祈る愛 ☆★感化力★☆…不思議な力、想念の力 子どもの心には、コップがあります。 心に傷をおった子は、コップが逆さまになっています。 まず、向きをなおします。 心のコップに、愛をそそぎます。 愛がいっぱいになりあふれるまで、そそぎ続けます。 愛がいっぱいになり、コップからこぼれるようになる… こうなったとき、子どもは変わります。 「いくらやっても、子どもが変わらない」 「やってもやっても、変わらない」 それは、コップが愛でいっぱいになっていないから。 子どもによって、コップの大きさは違います。 底が抜けている子もいます。 父親の愛情、母親の愛情、二人の愛情 欲しています。 小さい頃の… 愛された経験がないのです。 疑心暗鬼になっています。 愛されても、受け付けません。 「本当か?」 教師の愛が本当かどうか試します。 何度も何度も… いろいろな反応を示して… それに乗ってしまうと… 子どもの反応は、すべて「お試し」なのです。 それにひっかかってしまうと… 振り出しに戻ってしまいます。 「これ以上我慢できない」 「限度がある」 あなたの努力は、よくわかります。 しかし…子どもは、何度も何度も何度も、確かめるのです。 教師の愛情を確認するのです。 「大丈夫、この人は違う」と思うようになるまで ひたすら、愛を注いでください。 子どもたちにかわって、お願いいたします。 |