メールマガジン
 メールマガジン『教育の鉄人』とは
 『教育の鉄人』は 、実力をつけたい教師のためのメールマガジンです。
 ・購読無料は無料です。
 ・自動登録・自動退会できます。
 ・随時発行 1回の量が少ないスリムな形態でお届けしていきます。
 ・投稿も歓迎します。
 内 容
 教育の根本的なことから、小さな技術まで、幅広く情報をお届けします。
 すべてが学級づくりにつながる、役立つ情報を心がけます。
 (例)
  ・「学級崩壊」にならないために
  ・学習習慣を身につけさせるには
  ・プラスの生活指導
  ・学級づくりの基本
  ・子どもに基礎学力をつける授業
  ・教材研究のしかた
 手続き
メールマガジン登録
電子メールアドレス(半角):
メールマガジン解除
電子メールアドレス:

Powered by Mag2 Logo

 
 スタッフ
 執筆・編集     杉渕鉄良
 バックナンバー
 『教育の鉄人』メールマガジン バックナンバー
 サンプル
---------------------------------------------------------
 教育の鉄人   サンプル   編集・発行 杉渕鉄良 
                   tecyan@sannet.ne.jp
---------------------------------------------------------
 メールマガジン『教育の鉄人』 購読ありがとうございます。

 
 1 教師の基本

  指導ということがわかっていないと、失敗します。
  ひどいときは、学級崩壊につながります。
  子どもがよくならない…ほとんどの場合、教師に責任があると思います。
 「そんなことはありません。私はがんばっています」
 といわれます。
  授業を見ると…がんばっているのはわかります。しかし、それは空回りし 
 ていることが多いのです。
  例えば、チャイム着席。
 「うちのクラスは、チャイム着席しない」
 と怒っている人がいます。
 どのように指導しているのかを聴きました。
 「『チャイムが鳴ったら席に着きなさい』って、何度も何度もいっています」
  これでよくなったら、教師はいりません。これは指導ではありません。
  まずは、教師がチャイムを守っているかどうかを確かめましょう。
  多くの人は、終了のチャイムが鳴っても、授業を続けていませんか。
  教師が守らないのに、子どもには守らせよう これは傲慢です。
  いうことを聴かないのも当たり前ではないでしょうか。(以下 続く)

 2 新しい形の授業

 算数の授業  1学期の復習「分数の計算」  
 みんなで問題を解いていく型の授業である。  
 日直が授業を始める。
 「問題を読みましょう」
 全員で問題文を読む。これも音読の練習になる。
  「今日はウからです」
 「イの問題を読みましょう」
 「5分の9わる5分の4」(全員で読む)。
  「これは、分数のわり算ですね」
 「アとイは分数のかけ算でしたね」
 「分数のかけ算は、どうやりましたか」
  「かけ算の場合、分母は分母、分子は分子どうしをかけます」
 「では、分数のわり算はどうやりますか」
  「逆数をかけます」
  「逆数は、4分の5だから」
 『ちょっと待って。逆数がわからない人もいるじゃないですか』
 「逆数というのは、どういうことですか」
 「逆数というのは、かけると1になる数です」
 「この場合、5分の9に何かをかけます。答えが1になるのが逆数です」
 「逆数にするためには、分母と分子を入れ替えます」
 「分母が5,分子が4ですから、入れ替えると4分の5になります」
 「4分の5をかければいいんです」
 「式は、9分の5かける4分の5になります」
 「分母は、9かける4で36になります」
 「分子はどうですか」「分子は、5かける5で25になります」
 「答えは、36分の25になります」
 「いいですか」
 「問題は、『積や商が9分の5より小さくなる式』を選ぶんだから、この2つをくらべます」
 「どちらが小さいですか」
 「これは、この前やったのと違って、分子が同じではありませんね」
 「分子が同じときは、どうでしたか」
 「分子が同じときは、分母が小さい方が大きかったですね」
 「この場合は、分母も分子も違います」
 「どうしたらいいですか」
 「通分して、分母をそろえます」
 「分母をそろえるにはどうしたらいいですか」
 「最小公倍数を見つければいいと思います」
 (以下 続く)

 3 プラスの生活指導
  今おこなっている生活指導で、子どもたちはよくなりますか。
  生活指導って、取り締まりですか。
  生活指導って、一斉検問ですか。
  罰によって子どもは伸びません。
  教師がいなくなると、見るも無惨になりませんか。

  まずは、今の逆をやってみましょう。
  教師と子どもの立場を逆転させるのです。
  子どもが、教師の今週の目標をつくります。
  例えば、「チャイムと同時に授業を終える」とか。
  1週間、厳しくチェックします。
  「先生、今の授業、チャイムが鳴っても終わりにしませんでしたよ」
  と、注意します。
  1週間後、あなたどんな氣持ちになっているでしょう。
  子どもの氣持ちが少しわかるでしょう。
  いやになるでしょう。
  だから、子どももいやなんです。
  今の生活指導を変えましょう。
  プラスの生活指導で行きませんか。(以下、続く)


 彡ミミ +-----------------------------------------------+
 dηη b , 杉渕鉄良 E-mail   tecyan@sannet.ne.jp
  ゝーノ γ彡 ホームページ 教育の鉄人 熱血教師 編
  /, _\//  http://www.geocities.co.jp/Berkeley/5802  
   ----------------------------------------------------+