「最初の1週間」 2008 5年生 |
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初日 4月7日 転勤。 新しい学校は、A小である。 24学級の大規模校。 いつもより一本早い電車に乗る。 学校に着いたのが、7時18分。 生活指導関係の仕事 ・看護当番表印刷 ・看護当番用黒板に名前を書く。 ・その他 それ以外の仕事。 あっという間に、8時。 校長先生、教務主任の先生と打ち合わせ。 A小は、職員朝会がない。 ※夕会がおこなわれる。 その分ゆとりがある。 今日の構想を練る。 子どもたちの声が聴こえる。 活氣がある。 始業式ならではの、盛り上がりである。 ◆始業式 いよいよ、新年度スタート。 始業式が始まる。 新しく赴任した教師の紹介。 今回は、動物好きの先生でいくことにした。 新任の先生は声が大きく、元氣がいい。 あとで、手伝ってもらうことにした。 ※私の前に自己紹介した教務主任の先生も声が大きかった。 担任紹介。 私の学級の反応は、複雑(笑) その後、いろいろな話が続く… いつまでもしゃべっている子を、注意する。 「先生は、怒ると怖いよ」 先制のジャブ(先生のジャブ)。 生活指導主任の話(私)。 子どもたちの様子を見て、初日から指導を入れることにした。 ・きをつけ の足の形、指先 ・前にならえ ・礼の仕方 そして、あいさつ。 まずは、私が「おはようございます」 全力であいさつする。 新採の先生に協力してもらう。 「おはようございます」 私が指導教官。 同じ学年を組む。 若くて元氣な女性である。 声が大きくて、張りがある。 「今ぐらいの声であいさつします」 全員であいさつさせる。 「おはようございます」 前の学校より、声は出ている。 当たり前だ。 800人以上もいるのだから。 「声が小さいねー」 挑発する。 もう一度やらせる。 「おはようございます」 かなり声が出てきた。 よしよし。 「次は、学年ごとにおこないます」 2年生から順番にあいさつさせる。 どの学年も、悪くない。 最初にしては、声が出ている。 6年生が一番よかった。 「さすが、6年生いいですね」 「もう少し、短く切っていってみましょう」 見本を見せる。 6年生があいさつする。 「上手です」 声を出すだけでもすばらしい。 多くの学校の6年生は、声を出さない。 5年生→4年生というように、順番にあいさつさせた。 さっきよりよい。 最後に全員であいさつ。 わずかな時間だったが、あいさつはがらっと変わった。 学校全体に対して、先制のジャブ。 ◆学年集会 校庭で学年集会。 6年生も、おこなっていた。 学年主任の先生から、話と自己紹介。 私は、3組なので三番手。 先ほどのあいさつの続き。 「6年生を驚かせましょう」 6年の方を向かせて、あいさつさせる。 「おはようございます」 「おはようございます」 6年生からあいさつが返ってきた。 いい学年だ。 運動会で、南中ソーランを踊ることを話す。 最初のポーズを決める。 「ハッ」 氣合を入れてポーズを決める。 度肝を抜かれる子どもたち。 先制のジャブ その2。 教室へ。 子どもたちと対面。 顔を見た瞬間、予定を変える。 「あいさつ」の指導から入ることにした。 「杉渕鉄良です。おはようございます」 名前をいってから、あいさつをさせる。 見本を見せる。 教師が見本を示すというには、大切である。 これくらいするのか という基準を示す。 教師に先にやられると、子どもはやらざるを得ない。 廊下側の子から、順番にやらせる。 1週目が終わる。 「合格者、0です」 「えっ」 「ただし、ちょっとよかった人をいいます」 ちょっと声を出した子を指名する。 もう一度、やらせる。 指導を入れる。 どんどんよくなる。 「やる氣のある人」 挙手した子から、あいさつさせる。 「残った5人は、×ゲームがあります」(笑) 「ええーーっ」 このようにいうと、必死になる。 ※私の×ゲームは変わっているのだが…子どもたちは知らない。 一般的な×ゲームだと考えている。 挙手した子を指名。 ついでに、手の挙げ方も指導する。 ◆楽習 導入は、「漢字探し」 「10見つけたら1年生並みです」 最初はとまどっていた子どもたち。 時間がたつにつれれ集中、熱中。 途中、子どもたちの発言を取り上げる。 ・「隣の人と協力してやっていいですか」 ★協力の必然性 友だちと学ぶよさを語る。 ・「習っていない漢字を書いてもいいですか」 「先生、その漢字習っていません」 という子に限って、習った漢字も使わない(笑) 「どんどん書きましょう」 ★使えるものはどんどん使う。 ◆自分のことは 自分のことは自分でする。 今日は、そのスタート。 ・ロッカー、靴箱にシールを貼らせる。 教科書を取りに行く。 全員で行く。 ※あらかじめ、撮りやすいように並べておいた。 教科書に名前を書く。 教科書を読む。 ◆手紙配り ものすごい数の手紙である。 ◆さようなら 用意ができた子から、教師のところにこさせる。 「さようなら」 声が小さいとやり直し。 合格した子から、帰ることができる(笑) |
2日目 4月8日 2日目。 大荒れの天氣。 学校に着くまでに、ずぶぬれ状態。 水も滴るいい男になってしまった。 朝の打ち合わせ(校長、副校長、教務主任、生活指導主任)。 看護当番なので、登校指導をする。 私の担当は、横断歩道のところ。 A小は、きちんとあいさつする子が多い。 学校によって、大きな違いがある。 こちらも、大きな声であいさつする。 信号なく、車が多い。 かなり危険。 ボランティアの方と教員2人が立つ。 すごい風と雨で、またまたずぶぬれ。 またしても、水も滴るいい男。 最後に、門の施錠。 教室へ。 入る瞬間、子どもたちが私のことを見た。 「おはようございます」 大きな声であいさつしながら入る。 「おはようございます」 元氣のいい声が返ってきた。 ◆あいさつ 一人ずつあいさつさせる。 昨日の続きである。 声を出さない場合は、やり直させる。 ◆音読 音読の指導をする。 『広がる言葉』を音読させる。 指導のしがいがある。 冒頭の一文を、一人ひとり読ませる。 「わくわくするって どんなこと」 2列終わったところで、ストップをかける。 よかった子を指名。 ◆歌 6年生の話をする。 声を出して歌うこと自体が、すばらしい。 多くの学校の6年生は、声を出さない。 子どもたちに聴いてみる。 4年生のときに、『COSMOS』を歌ったとのこと。 歌わせる。 地声である。 しかし、「光の声が」から歌う声になる。 昨日聴いた6年生の歌と同じだった。 高いところになると、声が変わるのである。 半分地声、半分歌う声である。 子どもたちは、無意識に歌っている。 声が変わったことも、意識していないだろう。 半分は、できている。 歌う声を指導する。 爆笑。 歌う声を出す方法を教える。 インディアンの雄叫び。 一人ずつ声を出させる。 ほとんどの子が、歌う声を出せる。 厳しいな…と思える子はいなかった。 これは、一定レベルまでさっといくことができるかも? 歌と音読、いけそうである。 ◆席決め 子どもたちに聴いて、方法を決める。 基本的には、くじ引きである。 「好きな人同士」は出なかった。 ◆当番番 当番活動の説明 ・給食当番、掃除当番 ・一人一役 ◆あいさつ さようならは、一人ずつ。 支度ができた子から、教師のところへくる。 あいさつして帰る。 お昼に、銀行へ。 口座をつくる。 午後は、かいぎーーーーーーー。 1:30〜4:30頃まで、たくさんの会議。 さすがに疲れた。 ★事務的な仕事 ・生活指導関係…ファイル配り、シール作成、その他。 ・転校生の書類作成。 ★打ち合わせ 音楽の先生と打ち合わせ。 歌は、いけそう。 |
3日目 4月9日 3日目。 昨日とうって変わって、いい天氣。 といっても、曇りなのだが… 傘が折れるほどの強風がおさまった。 それだけでも、ありがたい。 今日は、いい男になれない。 校庭は…まだ使える状況ではない。 毎日遊べない日が続いている。 子どもたちにっては、きついだろう。 朝、転校生(春休みに転出)の書類づくり。 本日の授業構想。 生活指導全体会の最終構想。 打ち合わせ。 私は、「生活指導全体会」の持ち方について話す。 看護当番の仕事。 教室へ。 入る瞬間、あいさつをする。 子どもたちから元氣なあいさつが返ってくる。 早速、授業開始。 8:30〜8:45までは、「くり返し学習」タイム。 杉渕学級は、基礎・基本の学習をおこなう。 今は、「あいさつ」。 ◆あいさつ 「あいさつ」は、基本中の基本である。 簡単なようで難しい。 声を出せばいいのだが、出さない子がいる。 全員が声を出す、簡単なようで難しい。 ただし、今の学級は荒れていない。 反抗する子は、いない。 素直である。 時間とともに、少しずつ声は出てくるだろう。 一般的な傾向だが、女子の声が小さい。 休み時間は、大きな声を出していると思うのだが… 1回目、一人ずつあいさつさせる。 合格した子を読み上げる。 その子たちは、もう一度あいさつ。 お手本である。 次は、合格しなかった子があいさつ。 2回目は、少しよくなる。 特によかった子を指名。 お手本のあいさつ。 全体的に、昨日よりよい。 グンとよくなった子もいる。 ※すべて女の子。 ◆歌 『COSMOS』さびの部分を取り上げる。 「光の声が〜」のところである。 高い部分で、声を出させる。 朝は声が出ない。 発声練習が必要だ。 高い部分で、何回か練習。 1番を歌う。 昨日より、声のコントロールができている。 ◆読解 昨日、課題を出した。 冒頭の詩『広がる言葉』のある部分からの出題である。 「『わくわく』と『どきどき』は同じか、違うか」 ・同じ部分は? 似ている部分は? ・違う部分は? 順番にいわせる。 シャープな意見を述べる子もいる。 自分の考えを言語化する、しかも、わかりやすく伝える かなり難しい作業である。 (例) ・「わくわく」は前、「どきどき」は、あと。 ・「わくわく」はうれしいこと、「どきどき」には、いやなこともある。 ・「どきどき」には、緊張する場合と、「わくわく」する場合がある。 などなど。 ◆音読 次は、音読。 解釈したことを、音読で表現する。 まずは、「わくわく」 「わくわく」した感じを表現できるか。 上手な子は、お手本となる。 ・意識しないからできない。 ・意識してもできない。 さて、どっちだろう。 意識して表現できる子は、かなり進んでいる。 能力が身についている。 次は、「どきどき」を読ませる。 自由に、お題を出して。 ・いやな感じのどきどき ・うれしいときのどきどき ◆役割分担 一人一役の当番を決める。 ※今日は、暫定。 正式には、明日決める。 ・人数が多すぎる役の調整 ・こんな役があった方がいい→提案 ・これとこれを合体させた方がいい→提案 (例) ・電氣…教室の電氣をつける、消す。 テレビをつける、消す。 CD、ステレオの操作。 ・黒板 ・名札、保健板 ・配り ・並ばせ ・体育 ・準備 ・落とし物 ・教室環境(文庫の整理と掲示) などなど。 ◆考え方 あと一人、リレーの選手を決める。 Aくん 8.5 秒。 Bくん 8.5 秒。 さて、どちらが選ばれるか。 選ぶ方法を考えさせる。 考えた子には、説明させる。 「今の説明で、わかった人」 わかったか、わからないか、どちらかしかない。 「わかった」方に手を挙げると、何がわかったか答えなければならない。 もちろん「わかった」には、幅がある。 「ちょっとだけわかった」も「わかった」うちに入る。 その場合、自分がわかったことを答えればよい。 ★説明 これは、説明の練習でもある。 聴き手は、意思表示の練習でもある。 ・聴いていないから、わからないのか。 ・聴いてもわからないのか。 ・その他いろいろ ◆身体測定 女子は、更衣室を使用。 並ばせ役が、並ばせる。 しかし、うまくいかない。 初めてなので、私が号令をかける。 階段では、足音を出さないように指導する。 ポイントは、ひざの使い方である。 子どもたちは、静かに階段を歩いた。 4月最初でこのレベルは、すごい。 未だかつてない! 保健室でも、静かだった。 あっという間に計測終了。 静かだと、無駄がない。 スムーズに事が運ぶ。 ※事前に注意しておいたので、おしゃべりふざけなどはほとんどなかった。 ◆ノートづくり 算数のノートを配る。 記名させる。 まとめを書かせる。 歴代杉渕学級のノートを提示する。 「これが、標準です」 かなりレベルが高い。 「ていねいに書かないと、何度でもやり直しになります」(笑) ◆給食 はじめてなので…時間がかかった。 白衣の番号に苦戦。 自分の班が何班かわからないのである(笑) 白衣に番号が書いていない… すぐに聴きにくればいいのだが… 配膳を始めるまでに、5分以上かかっている。 まあ、最初はこんなものか。 オレンジが出た。 杉渕学級は、ゴミを御美にして返す。 芸術作品に、「おーーーっ」の声。 はじめて見たのだろう。 これから、芸術家をつくっていく。 子どもたちの作品は、デジカメで撮り残していきたい。 かたづけ、そして、掃除。 しゃべる子、ふざける子がいる。 このへんは、できていない。 指導のしがいがある。 ◆帰り 予告 委員会と募集人数を板書。 どの委員会にするか考えてくるようにいう。 今日は、班ごとに「さようなら」 声がそろわないと、やり直し。 声が大きくないと、やり直し。 つまり、いい加減にやるとやり直しとなる。 それが終わったら、教師とあいさつする(班ごと)。 もちろん、私も全力であいさつする。 「さようなら」 明日から、本格的な授業をはじめたい。 午後は、生活指導全体会、各種委員会。 スクールカウンセラーの先生と打ち合わせ。 ◆生活指導全体会 定刻より、5分遅れで始まる。 校長先生のあいさつ 1 主任より 今年度の重点「あいさつ」 教師から、あいさつ。 たかがあいさつ、されどあいさつの事例(ある中学校の例) 2 分科会 ★どんな学級を創りたいか 生活指導の観点から (例)5年生 ・大きな声であいさつ それができるようになったら、次を考える。 ・メリハリある行動 ・けじめある生活 などなど。 ★生活指導について P4〜 確認 主に「校内生活」 ★生活指導について 2 主に「よい子の約束」 P13〜 確認 ※6月から、警備体制が変わる。 →放課後、忘れ物を取りにくることはできない。 もちろん、休日も。 欠席など→連絡帳が原則。 保護者会で、話をすること。 3 「スクールガード」について 「スクールガード」の使い方 担当の先生より 予定時間を、少しオーバーしてしまった。 ※2分ほど。 約32分で終了。 |
4日目 4月10日 またしても、雨。 前回すごかっただけに、大降りでも小雨に感じる(笑) 人間の感覚とは、おもしろいものだ。 ◆看護当番の仕事 今日は、校舎内担当。 正面玄関に立ち、あいさつする。 私の声の大きさにびっくりしていた。 傘の入れ方を指導する。 教室へ 入る瞬間にあいさつをする。 「おはようございます」 「おはようございます」 あいさつと歌の練習をさせる。 まだ、さっと練習が始まらない。 練習の練習が必要である。 玄関で、あいさつしようとしなかった子を指名。 「出かけるときに、『行ってきます』といいましたか」 「……いいました」 「やってみなさい」 「行ってきます」 「そんな声ですか?」 「誰かできる人」 大きな声でいうということ。 「行ってきます」 選ばれた子が、見本を見せる。 朝、「おはようございます」「行ってきます」 など。 ★「行ってきます」 朝、家で声を出す。 とても大切なことである。 理屈ではない。 学校で練習。 ★「おはようございます」 基本中の基本。 「全力を出した人」 挙手した子は、もう一度。 お手本である。 挙手しなかった子があいさつ。 2回目は、ぐんとよくなる。 ※1回目で出さないとだめ。 最後は、 「おはようございます」(教師) 「おはようございます」(全員) ◆歌 『COSMOS』 「光の声が」の部分。 今日は、先輩の歌を聴かせる。 だんだんよくなってきている。 意識が変わってきている。 ◆音読 『広がる言葉』 楽習。 トークを入れながらの音読。 爆笑の連続。 楽しみながら練習すると、うまくなる。 「音読の声」を意識させる。 声のコントロールを練習。 地声で「こんにちは」 音読の声で「こんにちは」 再び『広がる言葉』の音読。 『うぐいす』 教師が読む。 まねさせる。 理屈ではない。 学は、まねぶ。 まねから入るのが王道。 ◆計算の導入 ★トランプ計算 スペードなら、スペードだけ。 13枚のカードを用意。 1枚ずつ出していく。 出したカードをたしていく。 班ごとにやらせる。 子どもたちは、すぐ熱中。 ★なんのこれ式! (例) 81 □×□ 9×9 このように、答えになる九九を見つけていく。 12,24などは、4つある。 「先輩たちは、1分ちょっとでやります」 ※これ本当。 一番速い子で、2分18秒だった。 遅い子は、5分かかってもできなかった。 当然の結果である。 2回目。 コースを分ける。 1 練習 まだ、自分はタイムを計る段階ではない。 今は、練習したい。 2 タイムアタック もう一度、タイムを計る。 2回目は、2分を切る子が出てきた。 ちょっと慣れれば、かなり速くなるだろう。 ★10マス計算 実態調査。 +0から順にやっていく。 2回目は、コース別。 1 練習 2 10列連続。 続き 計算の導入 一人一役 当番の決定。 委員会決定 ◆一人一役 ・電氣 ・黒板 ・配り ・落とし物 ・環境(文庫&掲示) ・保健板&名札 ・並ばせ ・体育 今日、正式に決定。 今回は、募集→暫定→決定 ◆委員会 A小は、1学年4学級の大規模校。 委員会がたくさんある。 計画、新聞、掲示、健康、運動、図書、給食、栽培、集会、 放送、科学、飼育、環境美化 13もある。 委員会を決めるのに、時間がかかった。 希望が集中したからである。 ・「やりたい」という強い意志 ・譲る 大人は譲ることができる ・オーディション ・ジャンケン 放送と集会は、オーディションをおこなった。 担当の先生から、条件をつけられていたので。 だれでもいいというわけにはいかない。 希望者がたくさんの委員会 ◆給食 準備に時間がかかる。 15分くらいかかるのは普通。 当然これくらいかかる という認識がある。 これを変えないと、準備は早くできない。 ◆掃除 今日は、私がおこなう。 ある子が、手伝ってくれた。 しかも、ずーっと。 用事があり職員室へ。 帰ってからも、まだ掃除を続けていた。 ◆掃除の指導 導入 担当箇所である、階段に連れて行く。 ・どこをきれいにするか。 ・どのように掃除するか。 実際にやってみせる。 ・どこが汚れているか。 ・きれいにするポイント など、具体的に教える。 図書室へ。 同様に、掃除の仕方を教える。 放課後、企画委員会。 今週は、会議漬け。 終わってから、教室の掃除。 時間割作成。 事務的な仕事。 教材研究。 新採の先生と教材研究 その他いろいろ。 若手を連れて、飲みに行く。 お疲れ様会。 |
5日目 4月11日 5日目。 ◆朝の打ち合わせ ◆看護当番の仕事 校門の鍵をあける。 あいさつする。 「おはようございます」 大きな声であいさつする。 杉渕学級の子は、引き留める。 「おはようございます」 声を出さない場合は、やりなおさせる。 他の子も、つられて大きな声を出す。 多くの子が、あいさつする。 このへんが、A小のいいところである。 8:27 門の鍵を閉める。 防球ネットを閉める。 当番の仕事をしていると、8:30に間に合わない。 どんなに急いでも、2〜3分遅くなる。 教師不在でも、学習を進めるシステムをつくらないといけない。 ※今、つくっているところ。 教室へ。 入るときに、あいさつをする。 「おはようございます」 全体でのあいさつは、声が出ている。 ◆システムづくり 5日のメインは、システムづくり。 各班一人、日直がいる。 ※輪番、一日交替。 その子たちに、声をかける。 ・あいさつの練習 ・歌の練習 ・音読の練習 まずは、あいさつの練習である。 日直が機能しないので、練習がはじまらない。 ・仕切り…司会 ・内容…方法、質 が問われる。 かなり高度な活動である。 例を示す。 「全員であいさつします。『おはようございます』」 「次は、一人ずつあいさつします。ぼくからやります」 「声を出してください」 などなど。 日直が機能しない場合、他の子が助ける。 あいさつの練習一つとっても、かなり難しい。 練習のための練習が必要である。 練習後、本番。 ◆あいさつ ・一人ひとりあいさつ 毎日、レベルアップしている。 声の大きさ、リズム、総合的によくなっている。 ・全員であいさつ これは、合格。 ◆歌 班ごとに歌の練習。 日直が仕切る。 『COSMOS』の「光の声が」の部分を練習する。 (例)全員で声を出す。一人ずつ声を出す。 それぞれ練習→全員で声を出す。 その他いろいろ。 本番。 班で練習してから、声を出す。 いきなりやるよりは、のどができている。 声が出る。 このように、「準備」しておくことが大切なのだ。 1回くらいの練習では、声は出ない。 こんな練習は、しても意味がない。 上達するような練習がいい。 声は、だんだん出るようになってきている。 「歌う声」を意識するようになってきている。 ◆音読 歌と同様に、音読の練習。 『広がる言葉』 ここで、放送。 今日は、職員検診なのだ。 そのため、自習。 約10分くらい。 教室に戻る。 班ごとに、音読させる。 ・日直の仕切り ・内容(方法、質) を見る。 よかったのは、6班。 日直が声を出し、リードしている。 一人2行ずつ読む、最後は全員で読むなど、読み方を工夫している。 声も出ている。 1回目の評価をする。 6班をほめる。 よかった点を語る。 ほとんどの班が、声が小さすぎることを指摘。 ポイントを示す。 2回目の練習。 どのように練習するかがわかる。 いい班は、どのくらいのレベルかがわかる。 1回目の練習とは違ってくる。 取りかかりが早くなり、密度が濃くなる。 ◆歌の練習 どんどんよくなってきている。 ・響かせ ・ふくらませる ・微妙な変化 今日は、違う曲も試してみる。 『千の風になって』、『翼をください』 いずれも、いける! ◆計算の基礎 ★なんのこれ式! 2日目。 2分を切る子続出。 速い子は、1分30秒。 ※2回目は、1分28秒。 わずか1日で、ものすごく進歩している。 元々の力が違う。 久しぶりに、ある程度力がある子どもたちを受け持った。 これから、どんどん速くなるだろう。 ★10マス計算 2日目。 1回目は、実力テスト。 速い子は、2秒、3秒でできる。 トップの子は、合計タイムが20秒。 杉渕学級でも、セカンドクラスのタイムである。 ※トップクラスは、17秒くらい。 「計算の基礎」学習をとおして、上達論を教えている。 上達の方法がわかれば、他に転化できる。 ◆漢字楽習 今日は、「口がつく漢字」 途中で、条件を出す。 ・口が1つつく。 ・口が2つつく。 ・口が3つつく。 ・口が4つつく。 ・口が10つく。 ・口が1000つく。 ・口が1001つく。 ・口が11つく。 子どもたちからは、 ・口が5つつく。 ・口が6つつく。 が、出された。 けっこうおもしろい。 途中で、 「国語の教科書を見ていいです」 「先生、となりの人と協力してやってもいいですか」 「いいです」 最初は一人で学習。 途中から、協力して学習。 ・一人→ペア学習(グループ学習) 最初は、見ないで学習 途中から、参考資料を見て学習。 ・見ないで学習→見て学習 ◆給食 話にならないほど、遅い。 取りかかり、取りに行くまで。 配りはじめるまでに、8分近くかかっている。 認識を変えないといけない。 準備に、20分もかかった。 これでは、せっかくの技も使えない。 月曜日から、指導を入れていこう。 ◆休み時間&掃除 ◆読書タイム ◆明日の連絡 ◆社会 県名を、懸命に覚えるのが賢明だ。 なお、件名は「一生県名」。 ・教科書の目次を読む。 音読する。→何を学習するかを知る。 わからない言葉について、解説する。 ★日本の特徴 「日本は、どんな国か」 全員起立。 発言したらすわる。 指名なし発言に慣れていない子どもたち。 最初は、とまどっていた。 発言が続かない。 発言の仕方を指導する。 しかし、鋭い意見を出す子がいる。 久しぶりの感覚である。 教科書2〜3ページを見て、 ・わかったこと ・氣づいたこと ・考えたこと などを書く。 ・自分が知っていること を書いてもいい。 ・教科書、地図帳、資料集を使ってもいい。 「100見つけよう」シリーズである。 ・100見つけよう。 ・100発言しよう。 ・100書こう。 ◆理科 「天気」 天気について 知っていること 教科書を見て ◆帰りの会 |