仕事部屋



 
 9月8日は校内研

 9月8日は校内研究会。
 5年、6年高学年部会による授業公開です。
 恐ろしい学校ですね、新河岸小は。
 2学期始まったばかりで2本の研究授業です。
 6年生は、総合的な学習「防災」をやるとのことです。
 私は、不道徳、いえいえ、道徳の授業をおこないます。
 アテネオリンピックを見て、教材を変更しました。
 「『銅メダル』パーティー」をやることにしました。

 新河岸小の校内研は、公開です。
 どなたでも参観できます。
 今回も、いろいろな方が見に来ます。
 宮崎や京都など、遠方からくる方もいます。
 杉渕学級は、いつものように1日公開授業です。

 予定
 体育朝会

 ◆拡大版チャレンジタイム
  基礎学力づくり
  読み・書き・計算
   計算…10マス計算 かけ算
      何のこれ式
   漢字…1〜4年の復習
   音読…超高速読み 「いろはかるた」(京都)
      表現読み いろいろ

 ◆追究系
   トレーニング
   ・イメージを広げるなど  指名なし発言
   ・説明
   ・その他
 算数 少人数制 「少数のかけ算とわり算を考えよう」

 

 6月17〜19日は学校公開

 杉渕学級は、19日がメインです。

 19日(土)の予定

 ◆チャレンジタイム
 全校チャレンジ
 ・各学級(学年)の音読発表

 1 基礎学力づくり
  読み・書き・計算の授業 (チャレンジタイム拡大版)
 
 2 追究の授業 社会と理科

 3 表現の授業(総合的な学習)
    音読
    歌
    SOHRAN
    『ぞうれっしゃがやってきた』

 4 算数 少人数制
    基礎・基本
    ぶんしょうだーいすき!
    四角形
    まとめ

 5 道徳 『最高で金メダル、最低でも金メダル』
   ※道徳地区公開講座

   協議会(全校で→図書室)

 
 
 

 ◆未来につながる教室

 ぶんしょうだーいすき
 
 算数は記憶力だ!
 和田秀樹さんではないが、最近そう思う。
 できない子は、「できない」のではない。
 やり方を忘れているのである。
 できる子は、覚えている。
 この違いである。

 前提として、四則計算がきちんと速くできることがあげられる。
 基礎がなくては話しにならない。
 今の学校教育は、両方が中途半端である。
 だから、できない子はできないという構造を崩せない。


 どれくらいで記憶できるか

 一番できない子にスポットを当てる。
 くり返す。
 どのくらいで覚えるだろうか。
 ちょっとやらないと、すぐ忘れる…
 だから、毎日やるのがいい。
 たとえ1問でも、その効果は計り知れない。

 ◆四次元ポケット
 あとからあとから考えが出てくる。
 考えが湧いてくるのである。
 これこそ「わくわく」(湧く湧く)だろう。

 見てすぐに思いつく。
 イメージとしては、笑点の大喜利である。
 よくもまあと思う。
 瞬間的な閃きがすごい。

 しかし…瞬間的に閃くには引き出しが必要である。
 いくつも、いや、たくさんの引き出しをもっている。
 中にたくさん詰まっている。
 瞬時に取り出せる。
 ・データベース
 ・判断力(セレクト能力)
 が必要である。
 この力をどう鍛えていけばいいだろうか。

 まずは、引き出しと中身である。
 これが、決定的に弱い。
 基礎・基本レベルである。

 切り口を教える。
 それについて、一つひとつ書かせる。

 (例)

   ガラスの窓の向こうで
              立原 道造

  ガラスの窓の向こうで
  朝が
  小鳥とダンスしてます


 ◆1分切りプロジェクト

 100マス計算、1分を切る。
 今までと次元が変わる。
 見えないものが見えるようになる。
 能力が飛躍的に高まる。
 人格が変わる。
 オーラが変わる。

 このプロジェクトを推進したい。
 陰山さんの言葉で言えば「突き抜け」である。

 ※もちろん、努力しなくなれば元の次元に戻ってしまう。

 違うことでも、力を発揮するようになる。

 疲れない、あとからあとからエネルギーが湧いてくる。
 アイディアが閃く

 ◆異次元  徹底

 その子のいい点、伸びてきた点を活かし、異次元へ誘導する。
 伸びてきた子は、いけるだろう。
 一人ひとりにかかわること。
 ・表現…表現読み


 まだまだ、中途半端である。
 キーワードは、徹底。
 徹底してもダメなら、まだその段階ではないということである。
 歌や音読、そろそろ徹底してもいいかもしれない。


 夏休みの修行

 新杉渕流実践を立ち上げる。

 教育実習指導教官

 ◆学校公開に向けて

 2003年5月29日〜31日は、学校公開。
 1学期前半の山場である。
 2か月で子どもはどこまで育ったか
 まずは、土台作りの進行状況を見ていただく。
 学級として機能してくるのが、はやければ、5月後半。
 普通は、6月後半である。
 
「基礎・基本」と「人とのかかわり」の融合
 新河岸小校内研のメインテーマでもある。
 
 たとえば…
基礎・基本 人とのかかわり
・あいさつ
・姿勢
・態度
・聴く
・やる氣
・行動のすばやさ
・切り替え
・その他
・自分と
・先生と
・友だちと
・クラスのみんなと

・認める⇔認められる
・励ます⇔励まされる
・教わる⇔教える
・その他

 これからのことが、授業中機能しているか?
 つまり、活かされているかどうか

 私の指導が問われるのである。

 5月21日の公開授業を経て、子どもたちは一段階成長した。
 その集中力、聴く力、やる氣などなど。
 以前とは、くらべものにならない。
 これからが、楽しくなる。

 今週入れたのが
 ・10マス計算 たし算
 「10マス計算 かけ算」で得た力を、どれくらい活かせるか。
 0からの出発ではない。
 かけ算では、2か月かかったが、たし算では、どれくらいかかるか?
 一人ひとりに予想させた。
 半分か、三分の一か?
 学習能力が育っていれば、最低でも半分。
 育っている子は、十分の一の期間で達成できるかもしれない。

 歌『少年時代』という歌を教える。
 ※大好きな歌の1つ。カラオケでよく歌う(笑)
「一度で覚えよう」
 この1か月半、かなりの力がついてきている。
 覚える力もその一つ。
 つまり、記憶力である。
「助手席の人は、道を覚えない」
 意識の問題を、教えてきた。
 もちろん、口ではなく体験させて。
 結果やいかに?
 すぐ覚えた子が多かった。
 
私の師匠のお子さん
 ※速読の師匠
 超能力者?

 もう、お子さんは大学生
 その子が、小学生のときの話である。
 漢字を習う。
 1回で、すべて覚える。
 書き順も。
 映像として記憶してしまうのだろう。
 テストは、いつも100点。
 練習しないで…
 すごい!

 『ガラスの仮面』の北島マヤも同じ。
 芝居のセリフをすべて覚える…
 1度見ただけで…

 できない子は、覚えない。
 覚えても、すぐに忘れる。
 超人的な速さで(笑)

 さてさて、これから本格的に「記憶力」をつける指導に入りたい。

 メインは、31日(土)

 31日は、3日の中でメインの日でもあります。
  ※地区道徳公開講座の日だからです。
  全学級同じ時間に道徳の授業をします。

  ◆チャレンジタイム(8:30〜8:45)全校授業
   この日は、全校チャレンジタイム。
   私が指導します。
   ・学級ごとの音読発表  30秒程
     ※学級の実力、教師の意識がもろに出ます。
   ・指導…私が指導します。
   ・歌『風よふけふけ』音楽の先生にお願いします。
    ※全校合唱です。

  ◆1校時(8:50〜9:35) 算数

    鍛える算数&考える算数
   ・10マス計算…かけ算とたし算
   ・穴あき九九
   ・わり算
   ・小数の計算
   ・文章題…説明、教え合い

  ◆2校時(9:40〜10:25) 体育

   ・パフォーマンス体育&考える体育
   ・運動の基礎
   ・マット運動
   ・SOHRAN

  20分休み

  ◆3校時(10:45〜11:30) 国語

   ・漢字指導
   ・辞書引き
   ・聴き合い・語り合い 『白いぼうし』
    ※指名なし発言の授業

  ◆4校時(11:35〜12:20) 音楽

    ※この時間は、長瀬先生の学級を参観
     総合的な学習

  給食 掃除、休み時間

  ◆5校時(1:55〜2:40) 道徳
   ※地区公開講座
   「めあてをもってがんばりぬく」不撓不屈など
   『車いすの青春』




 ◆5月21日の授業に向けて

 新河岸小の研究 キャッチフレーズ
 わたし みんな いきいき 

 この日は、都の一般訪問となった。
 ドンぴしゃである。

 授業に向けて、準備したい。

 教科  一応 国語

 内容
 ・漢字
 ・音読
 ・読解

 3本立てになるだろう。

 ■漢字系
  ・漢字の書き取り
  ・漢字学習のバリエーション
    四字熟語
    ことわざ
    部首
    対語
    などなど、→子どもたちがおこなう。

  ・辞書引き…これはぜひ扱いたい。→新しい提案となるだろう。
   漢字学習とのリンク

 ■音読系
  ・表現読み
   一斉、グループ、個人
  →子どもたちによる  認める、励ます
  →教師の指導     高める

 ■氣 氣合!(聴き合い、話し合い)→指名なし発言
  2つの形 できるか?
  ・阿部流 寄り合い  腰掛けたままで → できる
  ・杉渕流 自由発言  立って
  ※いずれも、コの字型でおこなう。

 ■作文
  ・ノート
  ・掲示…新聞

  ノートは、それまでに書いたもの。当日書いたもの。

 単元をどうするか?
 『白いぼうし』か?
 初発の感想…寄り合い形式で。感想を自由に発表。
 氣 氣合!(聴き合い、話し合い)…指名なし発言
    →テーマを決めて話し合い

 または、数回やった後の授業。
 どちらがいいか。

 ◆チャレンジとの関連

 音読の場合

 チャレンジタイム
 ・反復練習 指導少し ワンポイント
 ・暗唱→『かがやき』『春のうた』など

 授業
 ・新しいことを入力する
 ・個別など、細部まで
 ・読解に結びつける
 ・教材『白いぼうし』を扱う。

 ◆リンク  ※これ重要
 すべて、関連づけて考える。
  音読⇔歌
   音読の声⇔歌う声
   表現
   表情

 ◆認識→振り返り(ノート、指名なし発言)
 認識する場面を入れたい
  1 授業の内容
  2 お互いの成長

 ◆書く
 認識したことを書くことで表現する。
 →ノート、新聞
  切り口、書き方、深め方など

 書く⇔話す・聴く とのリンク


 ◆漢字⇔辞書引き

 ◆辞書引きのバリエーション
  熟語…その漢字の
  ことわざ…「お」のつくことわざ
  対語など

 ◆漢字学習のバリエーション
  クイズ
  ゲーム
  カード
  書き取り いろいろな方法


 ◆書き込み
 様々な形で、考えたことを書く。→発言につなげる。

 ◇一つひとつの意味
 意味づけすること→理論化

 ★授業
 ・子どもが進める授業 →できるところはやらせる。
 ・教師が進める授業

 ★型
 ・指名なし発言による聴き合い・話し合い →磨き合い・響き合い(日々氣合)


今後の構想

 2002 9月〜12月の予定

 今のところ

 ・ 9月 一斉B部会 学級経営部の研究授業
      杉渕学級公開授業
 ・10月 学校公開
      公開校内研で授業
 ・12月 高知県の大川村で授業
 ・12月 パワーアップ研修会 杉渕学級公開授業    


 ★学級経営部会の授業 構想

 構想が固まってきた。
  ↓
 大枠では、国語の授業でいく。

 3本立て
 ・漢字
 ・音読
 ・話し合い

 ◆漢字 5分+α
 ・フラッシュカード
 ・漢字カルタ 導入編

 ◆音読 メイン 20分
 さまざまな音読をおこなう。
 ・音読…一斉
 ・暗唱…一斉
 ・表現読み…個人、グループ
 感想発表

 ◆話し合い もう1つのメイン 15分+α

 詳細

 ◆音読
 ・暗唱『ふきのとう』
 ・音読『スイミー』
 ・表現読み『スイミー』グループで ※やはり、4人グループか?

 メインは、グループ音読
 各グループで、場面わけ

 場面わけ
 練習…話し合いと練習
 発表

 ◆話し合い 『スイミー』
 指名なし発言による話し合い


 子どものよさと可能性(いわゆる 児童の実態)

 子どものよさ
 ・パワーがある
 ・エネルギーがある。
 ・感性がある
 

 それを引き出すのが仕事である。

 不足している分は、補っていけばよい。

 可能性
 教師の力量に規定される。
 うまくいけば、かなり伸びる。
 1学期間で、荒れはなくなった。
 学習態度が育ってきている。
 「勉強しよう」意識が変わってきている。

 ◆学級創りの糸
 教師と子ども……縦の糸
 子どもと子ども …横の糸
 
 教師とその子の関係を強化する。
 2学期からは、意図的に横糸を織り込んでいく。
 その第一歩がグループ音読である。

 グループ音読
 私がよくやる実践。
 今回は、まだやらせていない。
 初の試みである。
 いつもなら4人グループでやる。
 今の段階では、何人がいいだろうか。

 パワーアッププロジェクト

 2学期ラスト2週間
 子どもたちの力が一番伸びるときである。
 こととき、まとめ、テストなどばかりすると、せっかくの機を失う。
 私の場合、一氣に伸ばす。
 トレーニングをハードにする。
 まあ、強化合宿のようなものである。
 子どもにとっては迷惑かもしれない(笑)
 
 
 
 杉渕学級公開授業

 9月24日(火)
 岡山から参観者(3人の予定)。

 予定 
 チャレンジタイム  合同授業
 1校時  運動会の練習
 2校時
 3校時
 4校時
 5校時

 公開授業 5時間+チャレンジタイム
 そのうち1時間は、運動会の練習。
 残りは、4時間。

 ◆基礎学力づくり
  ・10マス計算(たし算、ひき算、かけ算)
  ・漢字
  ・辞書引き
  ・音読
  ・唱和

 ◆算数
  ・10回たし、10回ひき
  ・『かけ算』
  ・文章題
  ・説明

 ◆国語
  ・表現読み
  ・音読バリエーション
  ・指名なし発言による話し合い

 ◆生活
  ・見方・考え方

 歌

 ◆学校公開へ向けて 

 10月28〜30日の3日間

28日(月)  29日(火)  30日(水)
チャレンジタイム  朝会  合同授業  集会
1校時  合同授業  図工  合同授業
2校時  音楽  図工
3校時
4校時  体育
5校時  学年合同
 表現
 研究授業
 国語
道徳地区公開講座


 
 10月29日 公開授業

 新河岸小の看板を背負っての授業である。
 氣合が入る。

 一般的にいえば、国語の授業をおこなう。
 豪華三本立てである(笑)
 すべてがメイン!
 1つひとつにテーマがある。
 密度の濃い授業になるだろう。

  活動  内容
1 漢字(15分) ・フラッシュカード
・クイズ
・書き取り
2 音読(15分) ・音読
・表現読み
3 話し合い(15分) ・指名なし発言による話し合い

 詳細

 漢字
 
 フラッシュカード
 ・読み…読み、難しい読み
 ・反対語
 ・書き順
 ・画数
 ・部首
 ・○○がつく漢字
 ・○○

 クイズ
 ・絵を見て漢字を当てる。
 ・○○(今は秘密)に○画加えて漢字をつくる。
 ・漢字計算(たし算、引き算、かけ算、わり算)
 ・○○を合わせた漢字

 書き取り
 ・漢字探し
 ・使える漢字
 ・ドリル
 ・プリント

 音読
 ・一斉、グループ、個
 ・音読、暗唱、指名なし音読、表現読み
 →総合的に。

 題材…物語、言葉遊び、詩など

 『いちめんなのはな』に挑戦させたい。
 群読というか…
 私としても、初挑戦。
 山村暮鳥の作品を扱うのは久しぶり。

 言葉遊び 『もじのおと』を参考にして作成する。
 これはとてもおもしろい。
 いろいろな表現ができる。

 詩の暗唱など
 『いるか』(教科書教材)
 『かたつむり』ステレオ読み

 一斉では『お手紙』か?

 話し合い

 指名なし発言による話し合い

 
 音読     
  ↓
 話し合い
  ↓
 作文

 という必勝パターンを確立する。
 今のところ一番いいのは、音読である。
 話し合いも、だんだんよくなってきている。
 発言回数が多くなった。
 発言する子が増えてきた。
 少なくとも全員1回は発言する。
 そのため、以前の話し合いよりスムーズさに欠ける。
 過渡期である。

 書かせてから発言させるのが常道である。 
 しかし、今は、(読み聴かせ後)いきなり意見をいわせている。
 書いたからといって発言するとは限らない。
 意見を持っていることと発言することは別物なのである。
 発言しない子の問題は、意識である。
 ほとんどの場合そうである(と私は思っている)。
 だから、書くという作業は無駄なのである(発言させるために書かせること)。
 話し合いが終わってから書かせる。

 




 
 2002 1月〜3月

 1月 公開授業
 2月 伊藤多喜雄さんとの共演
     伊藤多喜雄さん来校
 2月 公開授業
 3月 公開授業
 3月 神津小公開校内研修会
 
 2002 4月〜8月

 5月 杉渕学級公開授業
 5月 読売新聞から取材
 6月 学校公開週間 公開授業
 6月 三方小研修会講師 3時間授業+実技講座、陰山先生との出会い
 6月 朝日新聞から取材