勝負所 |
学級創りに、勝負所あり 勝てば、学級はよくなり、負ければ崩壊への道をまっしぐら。 2つに1つ。
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習ってないもん 漢字の指導をしていたときのこと。 「水」が出たところで、ヒントを出す。 「水に似ています。夏、暑いときにこうやって…」 「かき氷」 「そのこおり」寒い 「いえ、その通り」 「氷という字を教える」 「習ってないもん」 という子がいる。 決まり文句である。 習ったのに読めない、書けないことがあるだろう。 それにはふれない。 「うちのクラスでは、『習っていないもん』といってはいけません。『今、覚えよう』です」 一つ出たら、関連するものをいわせるのである。 意見の出し方の基本形を示唆したのである。 「氷は、『こおり』か『こうり』か」 意見がわかれた。 「お」だという子が、3分の2。 もう1周 音読 『スイミー』 『ふきのとう』 いよいよ、一人ひとりの指導に入る。 一人ずつ音読させる。 こわかった。さびしかった。とてもかなしかった。 の部分を読ませる。 いろいろな読み方ができる。 私が10通りくらい、見本を見せた。 その後、まねさせる。 5通り。 まずは、まねから入ることが大切。 まずは、1周目、続けて2周目。 1回で終わらないところがみそである。 時間の関係で2周しかできなかった。 10周くらいやりたいところである。 やるたびに読み方を変えなければならない。 かなりハードな課題かな? 一人ひとりの実力が見える。 「こわかった、さびしかった。とてもかなしかった」 のいいかた。 4周目 ※最低でも、10種類くらいのいい方ができるように。 教師がどれだけ見本を示せるかが勝負である。 いろいろないい方。 見本を示す。 やらせてみる。→全員 一人ひとりに考えさせる。 見本で示したものから選ぶ。 考える子はオリジナル 1 オリジナル 2 まね 両方価値があることを教える。 小さなことだが大切なこと ・文章題の授業 答え方を教える。 赤いおり紙が45枚、黄色い折り紙が27枚あります。 どちらがどれだけ多いでしょう。 昨日は導入のみ。 今日から、本格的に指導する。 間違いは、次のようになった。 A 18 B 18枚 C 18枚多い きちんと答えた子は、 ・赤いおり紙が18枚多い。 ・赤いおり紙が黄色いおり紙より18枚多い。 ・赤いおり紙のほうが、黄色いおり紙より18枚多い。 小さなことだが、大切なことである。 入念に指導する。 正解だった子には、A〜Cの間違い分析をさせる。 間違った子には、教える。 子どもどうしの教え合いもおこなう。 |
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